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ホリスティックヒーリング宙(sora)のヒーラー&臨床心理カウンセラー株本のぶこが心・心と身体について綴っています

夢は夢にあらず09'

2009-07-06 13:29:10 | 心・身体・癒し

夢は語り続ければ実現する

こんな見出しの記事を昨日の新聞で読んだ。

ある経済評論家の女性が書いたもので、彼女が昨年の暮れに、ある人たちと共同でイベントをおこなったとき、この「夢は語り続ければ実現する」ことを実感したのだとか。

そのイベントというのは「夢を叶える私の方法」について紹介するというものだったらしい。

そのひとの歴史や年齢などそれぞれ異なる六人の実現した夢はさまざまであったが、それを実現させた方法というのが、みんな共通していたことに評論家の女性は注目した。
その方法といいのが、夢を個別具体的な言葉としてひとに語り続けたのだという。

私が面白い捉え方と感じたのは、その評論家の「夢を漠然と描くのではなくて、具体的にいつまでに、どういうことを誰となど、言葉に置き換えることだ。

言葉に置き換えることで、夢は夢ではなく予定になるのだという。
そうすることにより、現実味を帯びてくるのである。

評論家自身も、その方法で夢を実現させたひとり。
彼女の場合は「07年までに本を4冊出版すること。合計で10万部を売ること」だったそうだ。

その目標を手帳に書き、パソコンのエクセルシートに出版したい本の種類、それぞれの本に予想する売り上げ明細まで書いてデスクトップ上でいつでも見られるようにしておいたという。

夢を言葉にすることで行動目標となり、それが心にインプットされ、無意識での意思決定に大きな影響を与えることになるのだとか。
つまり、無意識での行動のみならず、迷ったときの選択にも影響するのだという。

そしてもうひとつ、その夢を自分のなかにしまいこんでおかず、周囲のひとたちに語るということが必要なのだそうだ。

評論家は言う。

黙っていては何を思っているかどんな夢を描いているか誰にもわからない。心の中は誰にも見えないのである。自分のなかで描いているうちはあくまで夢でしかない。しかし、誰かに語ったり、言葉にしたりすることで夢は予定に変わる。

夢をほかのひとに開示することで、周りのひとから情報が寄せられたり、人脈の橋渡しをしてもらえるなど、色々な助けを得られるようになるのだという。

確かに私の場合もそうだった。
ずっとBFAを広めたい、伝えたいと思い続けていたが、実際にどうやって行動に移せばいいかわからなかった。

そんなある日のこと、ふと親しい友人にBFAのスキルアップを図りたい、BFAを体験してくれるひとが欲しい、BFAを提供する場が欲しいと話したことがあった。
結局、それが切っ掛けで、友人の知り合いのひとを紹介してもらってワークショップを開くことができ、今年の四月、二回目のワークショップを開催することができた。

いつかは。。。と思っていても、思っているだけで一向に実現しなかったワークショップが、あるとき言葉にしたことで実現したのである。

とかく私たちは夢を夢として語っただけで、実現しようとはしない。
最初から実現できないものと決めているからだ。

しかし、本当は実現できないのではなく、実現しないものとして最初から諦めたり、実現のための努力や行動をとっていないことのほうが多い。
つまり夢を夢のままにしているのは、なんのことはない、夢を抱いている本人なのだということを、私たちは気づく必要がありそうだ。

 

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