なつの天然生活

うつ病の寛解を目指す なつの暮らし。日々の喜びと悲しみ、美味しいお店、パンやお菓子、小さな庭のこと。

自分で直す。

2005-05-24 | 着物あれこれ
最近よく履いている下駄を修理することにしました。この下駄は、たぶん骨董市で買われたもの。「もう履かないから」ということで譲って頂いた2枚歯で、形は小判型、畳表が貼ってある古い下駄です。気になっていたのは、滑り止めが釘で打ち付けてあり、歩く度に、ちょっとガチガチという金属音がすること。履物屋さんで昔ながらの下駄を見てみたら、歯の底は木のまんま。「取っちゃってもいいのね」と思い、今日、ガチガチ音の原因、「釘」抜きを決行することにしました。(そんな、大層なことじゃないけど)

玄関先に、大工道具箱を持ち出し、軍手をはめ、錐(キリ)やペンチを使って、張ってある滑り止めをはずします。本当はくぎ抜きがあればよかったんだけど、我が家にはなし。一枚の歯に3本ずつ打ってある釘を、あるだけのペンチ類を使って、力任せに引っこ抜きました。抜いてみたら、釘の長さは2cm位程、結構長いです。ちょっとした力仕事の末、歯一枚に釘3本×4で12本のくぎ抜きが完了。
着物に着替えて履いてみたら、コトコトという優しい木の音になりました。今年の夏は、この鼻緒を使って(かなりボロいけど、普段履きだし…)、秋が近くなったら、鼻緒を挿げ替えて、大切に履き続けようと思っています。

玄関先でパチリ!写真に左に写ったのは、ジュート(黄麻)製の夏用バックです。

最新の画像もっと見る