半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

星空は子どもを哲学者にする

2007年08月15日 | PTA・子どもたちと
 東京などに比べ信州は標高が高く空気も澄んでいるので星空が美しい。しかし、田舎ではあっても街部では人口の光が思いのほか多いため、見える星も少ない。

 一昨日の晩は、思いがけず息子の友達N君からの要請でペルセウス流星群を観るため、道案内をすることになった。
 これまで家族で“しし座流星群”など数々の天体ショーを観てきたので、鑑賞ポイントもいくつか知っていたが、その度毎に好条件のもと鑑賞するポイントは変わる。前回良く観えたからといって今回も良いわけではないため、場所探しに1時間を費やした。
 結局旧U町のT運動公園の駐車場が好条件であったので、早速鑑賞。日中の直射日光を浴びたアスファルト面が温かく、大きな駐車場の真ん中に陣取ったためか虫も寄ってこなかったので、私たちは自動車の座布団を枕に大の字になって星空を見上げた。
 途中雲が立ち込めたりしたが、うっすらと天の川が中央を横切る中を無数の大小の流れ星が流れ、その度に私たちは歓声をあげた。約2時間の間に30数個の流れ星を観ることができた。

 あまりに素晴らしい天体ショーに興奮した子どもたちは、さらに近所に住む女友達のSちゃんも誘い、昨晩も鑑賞会にでかけた。一昨晩と同じくT運動公園の駐車場に陣取ったが、雲が多くとても鑑賞できる状況にない。そこで、仕方なく移動した。
 雲の出方・流れを読み、たどり着いたのがS町のY高原。先ほどまでの曇天がうそのように晴れ渡り、標高が高いこの場所は、星空も近く中央を流れる天の川がはっきりし、一等星も数多く点在し、正に“満天の星空”のもとでの鑑賞会となったため、子どもたちは感激していた。特にSちゃんは初めて天の川を観たようで、普段は大人しい彼女が興奮している様子がわかった。
 流星のピークを過ぎたとはいえ、それでも大小様々な流星が20個は確認できた。

 星空に感激した子どもたちはそれぞれに感想を語っていた。
 「宇宙の中で人間の存在は小さいが、それでも生きているだ」
 「大きな宇宙に比べたら、小さなことでくよくよすることはないんじゃないか」
 「もっと多くの人たちがこの星空を観たら、気持ちがきれいになり、戦争なんかしなくなるんじゃないか」・・・

 普段は恵まれた自然により近い場所に住んでいながら、それを感じる生活をしていない彼らが、いつの間にか“哲学”を語っていた。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぶち)
2007-08-19 11:28:23
はじめまして!
私は佐久穂町で社労士をしています。
士業ブログで、小諸という地名に
反応して、、コメントさせていた
だきました!
地元なのによく知らないのですが
色々な行事あるのですね!
また楽しく拝見させていただきます♪
ちなみに私も子供の頃、浅間山
のぼりました(^^♪
返信する
ありがとうございます (半ぐれ)
2007-08-20 13:25:51
ぶち様

コメントありがとうございます。
私もまだまだ知らないことばかりです。
南佐久方面の行事も教えてください。
またお仕事でもご一緒する機会が
あるかもしれません。
これからもよろしくお願いします。
返信する