全国ニュースで昨日夕方から報道されている小諸市内の小学6年生女児不明事件は、小諸駅から連れ去ったとされる31歳の男と女児が神奈川県小田原警察署に出頭したことで、最悪の結末を迎えずに済み、とりあえずほっと胸を撫で下ろしている。
隣の小学校で起きたこの事件は、学校関係者、PTA関係者、子どもたちの知り合いも多く、この4日間は女児の安否もわからないまま被害者の家族同様大変な思いで過ごしたのだろうと思うと、ただ「お疲れ様、良かったね」としか言葉が見つからない。
今後の警察の取り調べで、事件の動機や経緯など詳細がわかってくるだろう。
現在のところ一部の報道では、女児はこの男とインターネットの出会い系サイトで知り合い今回の事件に発展していったようだが、改めて“子どもとインターネットの関わり方”について考え直さなければならないような気がする。
私も含め、現在どれだけの親達が子どもたちの実態を把握しているだろうか。我々の目の届かないところにある犯罪や危険がインターネットの向こう側に形を潜め、子どもたちと背中合わせのところにいることが今回の事件でもわかる。これは都会も田舎もないし、犯罪に巻き込まれる年令も低年齢化していることは容易に想像できる。これまでは中学生で良かった指導も、小学校高学年の子どもにしていかねば手遅れになるのだ。
また、子どもとはいえ何故この女児が今回の事件に巻き込まれなければならなかったのか、学校や教育委員会は徹底解明していくことも必要ではないかと思う。家庭や学校で子どもの居場所があったのか、何故インターネットの出会い系を利用しなければならなかったのか・・・。
対岸の火事とは云っていられない今回の事件は、私たちの盲点を突いたものと肝に銘じて、しっかりとそこから多くのことを学ばなければ、犯罪や危険から自分達の子どもを守ることはできない。
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