「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

花は人を幸せにできる

2010-09-06 21:12:17 | Weblog
「花は人を幸せにできる」このフレーズは昨年生まれました。
全国花卸協会を社団法人化して、はじめて迎える総会、われわれの今後の意思表示を花業界に向け、しっかりと行なう。
それは「宣言書」という形で、総会の中で全員一致で採択できるものでなければならない。
「宣言書」の素案は誰が作る、ということになり、誰も名乗りを上げない中、私が「白ひげ社長」素案を作っていただけますか?丁重に御願いしました。
彼は快く「良いよ、出来たら目を通してください」
そう言って、ものの二日もしないうち、私に見せてくれました。
素晴らしい出来ばえ、一箇所だけ付け加えていただきましたが、完璧でした。
タイトルは「花は人を幸せにできる」私達は花を生業をしています、花で人を幸せにできたなら百人力です。
やがて何度も何度も「花は人を幸せにできる」と呪文のように唱えていると、なんだか本当にできるように思ってくるから不思議です。
この言葉以上の言葉はわれわれにとって有りません、そこで「白ひげ社長」に「実はフローレ理念を作っているのですがこの言葉いただいてもよろしいでしょうか?」おっかなびっくり尋ねたところ、気持ちよく承諾してくれました。
今フローレの名刺には「花は人を幸せにできる」と印刷されています。
最近、行く先々で名刺の要求をされます、「花は人を幸せにできる」この名詞を持っていると良いことが在るらしく、先日200枚刷ったものが100枚をきってしまいました、早速また200枚オーダーを出しておきました。
「花は人を幸せにできる」良いフレーズですね、幸せになる名刺、何時でも声をかけてください差し上げます。


「花は人を幸せに出来る!全国の全ての世帯に、一輪の花から潤いと安らぎを」宣言書

(社)全国花卸協会の会員は、花生産者81000戸と花市場192市場、花店41000店と共に、日々消費者に鮮度のよい花を、供給するために努力をしておりますが、花の需要は、平成12年をピークに減少しております。
また現在、一年に一度も花を購入しない世帯が、全世帯のおよそ六割もあります。
今こそ、花業界が一致団結して、花は世の中に平和をもたらし、人を幸せに出来ることを自覚し、花の需要を喚起する行動を、起こさなければなりません。
(社)全国花卸協会は、その運動の中で、主要な役割を果たすことを、求められています。

1生産現場の情報を消費者に届けます
全国81000花生産者のこだわりや想いと共に、商品の情報を消費者に届け、消費者のニーズを生産者に届けます。

1花市場とパートナーシップを強固にします
全国192の花市場との関係を、より強固な物とし、品質管理の高度化をめざし、新鮮な花を、消費者に届ける流通の改善に努めます。

1小売店をサポートします
多くの消費者の窓口である小売店に対して、仕入れのみに限らず多角的な、営業支援を積極的にして、小売店をサポートします。

1花文化の継承を応援します
日本古来の伝統に根付いた、生け花や花文化を、広く消費者の生活に、取り入れてもらえるように、花文化の継承を応援します。

1花育活動を応援します
子供たちが、花や緑を大切にする心を養い、花が持つ本来の力を感じ取り、自然の知恵や力を学び、ふれあいを通して、心の安らぎを与えることを実践する、さまざまな花育活動を応援します。

(社)全国花卸協会の会員は、業界それぞれの立場や思惑の狭間で、互いの調整役や、未来の推進力となるべく立場にあることを自覚し、大きな責任をになっていると考えています。
今、未来に向けた、より具体的な問題に、今こそ業界が一つになることで大きな力となり、それぞれが変わることで、初めて消費者に繋がる需要喚起が実現します。

(社)全国花卸協会は、「花は人を幸せに出来る!全国全ての世帯に、一輪の花から潤いと安らぎを」スローガンに、業界の先頭に立って、実現に向けた努力をすることを、ここに宣言します。

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