全国卸協会の総会で亀和商店の和田社長に海の環境保護を目指す取り組み『MSC』の話を聞いた。
『MSC』の認証を受けた漁師は漁獲量の制限だけでなくさまざまな制約を受ける、それは何十年、
何百年と漁師として生活をする証のようなものだ。
環境だけでなく魚にも優しく接すること、『獲った魚を一番の美味しく食べる』ということが優しさにも繋がるように思う。
魚を釣り上げたと同時に、船のスピードを落とし魚の泳ぐスピードに船の速度を合わせる、
魚のストレスを限りなく少なくして釣り上げる、釣り上げた魚は瞬時に血抜きをして、急速冷凍をする。
美味しさと鮮度を保つ極意だそうだ。海の環境を守りつつ、自らに制約をかけ美味しい魚を提供し続ける
『MSC』これからの発展を願っています。
同じ取り組みが酪農の世界においても求められている、酪農農家は年々大規模化が進み、
北海道では1戸当たり約100頭の乳牛を飼育している、この20年で倍にも膨らんでいる。
一頭当りの乳量も年間約8トンとなり1トン以上も増えている、効率優先と栄養価の高い輸入の飼料を与えることで実現した。
牧草中心のニュージーランドと比べると倍の搾乳をする。
北海道のある酪農家は閉鎖空間で飼育されていた乳牛にタグで固体識別をし、その乳牛が出す乳量に応じた餌を与えるそうだ。
食事中に機械が乳房を洗浄し、乳搾りまで終わってしまうそうである。
ここの牛は『尾が汚物まみれになる』『搾乳の邪魔』と言うことで『断尾』をしている。
尾の付け根から20cmのところを輪ゴムで縛り尾が腐ってくるのを待つ、全て効率第一主義が現場ではつら抜かれている。
全国の乳牛の60%が何らかの病気になり、、7%が死んでいる、多くのストレスと輸入穀物で乳牛の免疫力が著しく低下している。
このような乳牛から搾り取る牛乳が安全で美味しいわけはないと思うのは私だけではないでしょう。
家畜の福祉に詳しい日本獣医生命科学大学松木洋一教授は『狭い蓄舎で多頭(羽)飼育し、病気になりやすいため多くの薬剤に頼っている』
EUではすでに、家畜の生態系に配慮した飼育法へと転換が進み、99年発効の条約で『家畜は感受性のある生命存在』と規定した。
英国では乳牛の『断尾』や豚の『歯削り』を禁止した、鶏のかご飼いを2012年から段階的に配し、2013年には豚の仕切り飼いを禁止する。
日本でも家畜に対する『花のMPS』のような制度の導入が望まれる、『ストレスなく健康に育った美味しい豚です』
『牛に余分なストレスを与えないで搾った安心な牛乳です』『自然の餌と放し飼いで育っている鶏の卵です』
『OOO』のマークのついた美味しく安全安心な肉、牛乳、卵を日本の消費者は必ず高い評価してくれるように思う。
世田谷の名物社長こと、白ひげ社長は一本1000円もする牛乳を飲んでいる。
この牛乳は牛に限りなくストレスと与えないで搾乳をする、
牛は自然に目覚めるまで起こさない、牛が自分で搾乳室まで行って乳を出したくなるまで搾ることをしない。
その牛からでる牛乳は殺菌をせずに出荷でき、有用な善玉菌がしっかり牛乳の中で生きつづけている。
人の体内に入っても善玉菌は腸内でいきいきと活動してくれる、こんな牛乳を飲んでいるそうである。
手に入れるには、ちなみに2.3ヶ月待たなくてならないそうだ。
佐久の鈴木さんからオーガニックのカーネション栽培の話を聞いた、酵母が発酵し続けている土壌、
ミネラル成分が充分に満たされている土でカーネションがストレスを感じないでたくさんの太陽の光を浴びて育つ。
魚も花も野菜も家畜も、もう一度原点に立ち返り、効率優先から、自然に優しい農法への転換を求められている。
(参考資料ー朝日新聞6/22)
『MSC』の認証を受けた漁師は漁獲量の制限だけでなくさまざまな制約を受ける、それは何十年、
何百年と漁師として生活をする証のようなものだ。
環境だけでなく魚にも優しく接すること、『獲った魚を一番の美味しく食べる』ということが優しさにも繋がるように思う。
魚を釣り上げたと同時に、船のスピードを落とし魚の泳ぐスピードに船の速度を合わせる、
魚のストレスを限りなく少なくして釣り上げる、釣り上げた魚は瞬時に血抜きをして、急速冷凍をする。
美味しさと鮮度を保つ極意だそうだ。海の環境を守りつつ、自らに制約をかけ美味しい魚を提供し続ける
『MSC』これからの発展を願っています。
同じ取り組みが酪農の世界においても求められている、酪農農家は年々大規模化が進み、
北海道では1戸当たり約100頭の乳牛を飼育している、この20年で倍にも膨らんでいる。
一頭当りの乳量も年間約8トンとなり1トン以上も増えている、効率優先と栄養価の高い輸入の飼料を与えることで実現した。
牧草中心のニュージーランドと比べると倍の搾乳をする。
北海道のある酪農家は閉鎖空間で飼育されていた乳牛にタグで固体識別をし、その乳牛が出す乳量に応じた餌を与えるそうだ。
食事中に機械が乳房を洗浄し、乳搾りまで終わってしまうそうである。
ここの牛は『尾が汚物まみれになる』『搾乳の邪魔』と言うことで『断尾』をしている。
尾の付け根から20cmのところを輪ゴムで縛り尾が腐ってくるのを待つ、全て効率第一主義が現場ではつら抜かれている。
全国の乳牛の60%が何らかの病気になり、、7%が死んでいる、多くのストレスと輸入穀物で乳牛の免疫力が著しく低下している。
このような乳牛から搾り取る牛乳が安全で美味しいわけはないと思うのは私だけではないでしょう。
家畜の福祉に詳しい日本獣医生命科学大学松木洋一教授は『狭い蓄舎で多頭(羽)飼育し、病気になりやすいため多くの薬剤に頼っている』
EUではすでに、家畜の生態系に配慮した飼育法へと転換が進み、99年発効の条約で『家畜は感受性のある生命存在』と規定した。
英国では乳牛の『断尾』や豚の『歯削り』を禁止した、鶏のかご飼いを2012年から段階的に配し、2013年には豚の仕切り飼いを禁止する。
日本でも家畜に対する『花のMPS』のような制度の導入が望まれる、『ストレスなく健康に育った美味しい豚です』
『牛に余分なストレスを与えないで搾った安心な牛乳です』『自然の餌と放し飼いで育っている鶏の卵です』
『OOO』のマークのついた美味しく安全安心な肉、牛乳、卵を日本の消費者は必ず高い評価してくれるように思う。
世田谷の名物社長こと、白ひげ社長は一本1000円もする牛乳を飲んでいる。
この牛乳は牛に限りなくストレスと与えないで搾乳をする、
牛は自然に目覚めるまで起こさない、牛が自分で搾乳室まで行って乳を出したくなるまで搾ることをしない。
その牛からでる牛乳は殺菌をせずに出荷でき、有用な善玉菌がしっかり牛乳の中で生きつづけている。
人の体内に入っても善玉菌は腸内でいきいきと活動してくれる、こんな牛乳を飲んでいるそうである。
手に入れるには、ちなみに2.3ヶ月待たなくてならないそうだ。
佐久の鈴木さんからオーガニックのカーネション栽培の話を聞いた、酵母が発酵し続けている土壌、
ミネラル成分が充分に満たされている土でカーネションがストレスを感じないでたくさんの太陽の光を浴びて育つ。
魚も花も野菜も家畜も、もう一度原点に立ち返り、効率優先から、自然に優しい農法への転換を求められている。
(参考資料ー朝日新聞6/22)