「縦横無尽」 フローレ21社長のコラム

花の仲卸フローレ21社長小池潔がつれづれに語ります 快調に更新中

巨大な風車ちょっと待って

2007-06-12 14:10:17 | Weblog
長野県山岳地帯にいくつかの風車建設の計画が持ち上がっています。
山の稜線に風車を立てるとその間隔を詰められるメリットがあります、一定の方向から風が吹くためです、しかしデメリットもあります。大型風車は工事の影響も大きくなります。
長野県根子岳発電計画です。山をいくつも越えてくる風は乱が激しく『風の乱はボクシングのボディーブローのようにじわじわ聞いてくる』といいます。『そこで台風でも来るとアッパーカットでドーン』
日本の地形に合った風車はまだ開発されていないと言うことで、今回もスペイン製を使うとのこと。
そのほか入笠山など複数地区での風力発電が予定されています。二酸化炭素の排出では環境にいいですが、「表土の薄い日本の高山で、大規模な構造物を建設するには無理がある』との識者もいます。
足利工業大学U教授『これからは自分たちでエネルギーを選び取る時代になる。
どんな自然エネルギーを利用するかは地域によって違う。大事なのはそれぞれの地域で、どんな町にしたいのかビジョンを持つことでしょう。』
自然破壊と自然エネルギーの利用をどう釣り合いを取って進めていくのか?
大きな問題です。