おかま天職…愛もらい幸せ ６６歳ママ、お好み焼き店閉め人生語る

産経新聞が１２／２２に伝えています。

思い出の色紙や写真をながめながら、店での２５年間を振り返る西元昇さん＝大阪・新世界　通天閣を見上げる大阪・新世界の一角で、あふれる人情で常連客らに愛されてきたお好み焼き店「千両」が今月、惜しまれながら２５年の歴史に幕を閉じた。自ら胸を張って「おかま」と称し、“ママ”と慕われた苦労人、西元昇さん（６６）が切り盛りし、老若男女の個性的な客が集う下町の名物だった。２年前にがんによる闘病を乗り越えたものの、体力の衰えから引退を決めた西元さん。「たくさんのお客さんに愛してもらって幸せだった」と静かに振り返る。

　西元さんは中学卒業後、集団就職で故郷の鹿児島から来阪した。

　幼いころから女友達が多く、初恋の相手は同性だった。まだ性的マイノリティー（少数派）に対する偏見が色濃かった時代。大阪で就職した部品工場は、同僚に冷たいあしらいを受けて仕方なく辞めた。

　その後は日雇い労働など職を転々。金がなくて野宿も経験した。つらい日々の末、２０歳のときに新世界のゲイバーに誘われ、化粧をして働き始めた。

　「最初は恥ずかしかったけど、おかまになって内向きだった性格が変わった。きっと天職だったと思う」。だが、不惑を超えたころから容姿に衰えを感じはじめ、意を決して昭和６０年、化粧を落としてカウンターだけの小さなお好み焼き店を開いた。続きはこちらで→★

「おかまは差別的なことばなので使わないほうがよい」としているメディアもあります。
この記事は、性的マイノリティーという人権に配慮した用語を使っているのに、見出しには「おかま」を使っていますね。
このアンバランスさに、コーイチローもやや (^^