藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

萩尾望都先生(^^♪

2016年03月06日 | 日記
昨日は、テレビは週末だけと決めてから
初めての週末でした。

木曜日の夜11時に録画した
 『浦沢直樹の漫勉』の萩尾望都先生編を
やっと見ることが出来ました。

夕方、おやつと飲み物を用意して
ず~っと見たかった映画の、ロードショーを見る気分。

45分間堪能しました。。。
その後、繰り返し2回見ましたよ(笑)

萩尾先生が25歳の時に描かれた『トーマの心臓』(1974年)という作品に
出会ったのは、中学2年生の夏。
執筆されてからだいぶ年月が経っていたので、
萩尾望都作品集として出版された本を、たまたま手に取ったのです。

今でも理由は分からないのですが
その作品にだけ、信じられない深く、はまってしまいました。
少女漫画というより、そして萩尾作品というより
本当にその『トーマの心臓』という一つの作品だけに。

読み出すと、なかなか現実世界に戻れなくなるくらい
どっぷりその世界に入ってしまい、
今でも好きだった登場人物のセリフやシーンを
はっきり覚えています。

後にも先にも、漫画にそこまでのめり込んだ経験はなく
やはり思春期の頃の自分と重ねあわせ
何か共通する特別な感情が、そこにあったのだと思います。

物語の中に自分も入って、時間が止まってしまうあの感覚だけは
大人になっても忘れる事が出来ません。

そんな作品を生み出した、私にとっていわば神様みたいな萩尾先生。
35年以上暮らす埼玉の自宅兼仕事場には、7匹の猫。
午後1時から深夜3時まで、腱鞘炎予防のテーピングをして
食事以外休まない職人みたいな仕事ぶり。。。

もう何から何まで、夢中で画面に見入ってしまいました。

私の思春期に大きな影響を与えて
私を支えてくれた作品が
こんな素敵な女性の指先から生み出されたのだ。。。と知る事ができ
本当に幸せでした。

事前に、萩尾先生を紹介する番組があるよ~と
メールで知らせてくださったリスナーさんに、心から感謝します♪