藤田けい☆幸せブログ

読んだ人が、ホッとした気持ち、
明るい気分になってもらえたら嬉しいです。

ゴーヤへのオマージュ♪

2010年08月31日 | 日記
今日8月31日は、『野菜の日』なんだって
夕食用に、大きなゴーヤを調達♪今年の夏は、本当にお世話になりました。

薬膳では、暑気払いに「苦味」のあるものを食べるといいそうです。
ニガウリは、薬膳のテキストに、夏の食材として最初に紹介されるほど優秀な食材。
私がこの夏、楽しい毎日が送れたのも、ゴーヤのおかげかもしれません。

今夜は、そんなゴーヤに感謝をこめて『肉詰めスープ煮』を作りました。
チャンプルーに飽きた人は、ぜひ試してみて

ゴーヤ1本を、2センチ幅の輪切りにして中身をくりぬき、水にさらします。
合い挽きミンチ100g強に、玉ねぎの荒みじん切りを混ぜて、手でコネコネ。
ミンチの味付けはお好みですが、醤油小さじ1&胡麻油小さじ半分だけは、お忘れなく

ドーナツ状のゴーヤの水気を切ってミンチを詰め、
表面に小麦粉まぶしたら、フライパンで両面をこんがり焼きま~す。
カップ2杯のだし汁に、お酒少々&ナンプラー大さじ2これ大事を加え、20分間コトコト煮れば出来上がり

ナンプラー入りのスープが絶品なの
大汗かいて食べた後は、何だかモリモリ元気が出てきますヨ。
でも、9月に入っても猛暑日が続きそうだから、まだ当分、ゴーヤのお世話になりそうです。

伝えたい気持ち

2010年08月29日 | 日記
昨日、小学4年生のリスナーさんが一人で、
旅行のお土産を持って、遊びに来てくれました。
 「海水浴、楽しかった?」「・・・うん」彼女は照れ屋さんです。

 「私も海、行きたかったなあ。くわしく話して~それ聞いて、行ったつもりになるからさ」
そう頼むと、彼女は目を閉じて思い出しながら
それはそれは詳しく、旅行当日の朝から時間を追って話し始めました。

彼女は、まるで巫女のように目を閉じて話すのです。
眉間に皺を寄せて、全神経を集中させたその横顔に、私は何度も噴き出しそうになりました(可愛い過ぎ!)

なぜか・・・彼女の話は、ものすご~く長いのに、少しも飽きません。
事実を淡々と、脚色も省略もせず、いちいちそれに対する素直な感想を述べながら。
まるで、記録映画を見ているように、情景が細かく浮かぶトークでした。

時々私が質問をはさむと、一生懸命説明してくれます。
そこには、謙遜も自慢もなく、ただ私に伝えたいという真摯な気持ちだけが
まっすぐに伝わってきました。

 「あ~、面白かった」偽らざる感想です。彼女はそれを聞くと
ものすごく満足げな笑みを残して、帰って行きました。


ラジオの魅力、おしゃべりの原点を、幼い彼女から教えられた気がします。
好きな相手に、『伝えたい』『聞いてもらいたい』という強い気持ちの前では、
表面的な技巧や技術なんて、なんの力も持ちませんね。

声に抑揚なんかつけなくても、夜のスペイン村のパレードがどんなに素敵だったか分かるし、
いちいち説明なんてしなくても、ご両親が3人の子供に注ぐ愛情は
十分伝わり、温かい気持ちに包まれました。

アクセントや滑舌も大切だけど、トークの魅力を左右するのは、
聞いてくれる人に『伝えたい!』という、シンプルな気持ちの『強さ』だと実感しました。

講演会の取材中でさえ寝てしまう飽きっぽい私を、
夢中にさせた彼女のトークに、乾杯

難しいです、人との距離感

2010年08月27日 | 日記
仕事が終わる時間を見計らったかのように携帯が鳴って、
 「ちょっと、話 聞いて欲しいねんけど」って。
ちょうどカフェに寄りたかったので
ラッキー♪と、気軽な気分で出かけたら、なんか重い話で~~。

職場(有名過ぎる!)ふせるならと、ブログ許可もらったんで書くのですが、
他人事とは思えない出来事です。

仕事でパートナーの女性が、トラブル続きで大変そうだったので、
彼なりに、メールで一生懸命励ましていたそうです。
彼女からの返信は時々でしたが、
内容は「四面楚歌の状況なので、メールに励まされます」など

だから、自分だけでも味方でいてあげようと、彼なりの気遣いで
ご飯に誘ってみたり(疲れていると、断わられたそうです)
帰省先のお土産を、ちょっぴり奮発したり・・・

ところが昨日の朝、
 「今日も頑張って!」みたいな内容メールを送ると
内線電話がかかってきて、いい加減やめてくださいって・・・

彼女、とっても嫌だったみたい。
もちろん、彼に下心なんてなく(誰にでも親切だから人気者!)
ただ彼女に、早く笑顔を取り戻してほしかっただけなのに。

彼女の不快感に気づかなくて、おまけにセクハラよばわりされたことに
ショックを受けていました。

 「人との距離感って、本当に難しいよね。私だって、いつも手探りだよ」と、
運ばれてきたワッフルに手もつけずに、必死に慰める私。

だけど、帰りの電車の中で、
私も知らずに同じコトをしているかもと考えると、怖くなりました。
何気ないメールやプレゼントでも、相手にとって大きなお世話どころか、
不快感や恐怖さえ感じさせることもあるのですね。

ちょっぴり思い当たる節があったので、
どんどん・・・落ち込んでいく私。
押し付けがましい好意は、ただの自己満足だったかもしれない・・・反省です

悩ましきかな、踏切のお豆腐

2010年08月25日 | 日記
今日も暑かったですね。
炎天下、車にだけは気をつけながら(笑)踏切を渡りました。
ふと見ると、遮断機のそばに、何か落ちています

ハンカチだったら、フェンスに結んであげようって近づいたら、
 「ゲ、豆腐」まだ冷たくて、水滴がついたパック入り豆腐1丁。

 「こんなもん、落とす~?」つっこみを入れながらキョロキョロ日陰を探す私。
でも、一番近くの日陰は、ずっと先のマンション。
あんな遠くに豆腐を避難させたら、落とした人が見つけられない。
でも、このギラギラ直射日光の下に置いておくのは、
5分でも危険だ

オロオロしているうちに、私の電車の時間が迫り
やむなくお豆腐はそのままに~


夕方6時過ぎ、再びその踏切へ。
やはり・・・微動だにせず、お豆腐はそこにありました。
そっと持ち上げてみると、
 「熱ッ」湯豆腐になっていました。

私も、踏切の通過待ちの間に、
重いレジ袋を持ち替えたり、袋の中で傾いたお豆腐を整えたりするので
なぜここにお豆腐があるのか、ちょっと分かる気がします。

熱々のお豆腐を手に、どうしようかと考えていると、
通行人があんまりジロジロ見るので、いたたまれなくなって(笑)
そっと、遮断機横の塀にお豆腐パックを乗せました。

夏バテの体を押して、やっとの思いでスーパーへ行って
冷や奴を買って帰ったら、レジ袋に入ってなかった
あまりのショックで、探しに行く気力もなくなったお婆ちゃんかもって、可哀そ過ぎる~

いや、お豆腐は少しも崩れていなかったから、
もしかしたら、踏切で事故にあった方の好物で、
お供えしてあるのかも?

・・・勝手に、色々と想像しながら、家路につきました。
明日も踏切、通るんだけど・・・きっとお豆腐はあるよ。なんか悩ましい・・・

いろいろあったけど、いい夏でした

2010年08月23日 | 日記
今日は、みんなに心配かけてゴメンネ。
もう耳の血も止まったし、痛くもかゆくもないんだけど。
すっごく沢山、心配メールとファックスもらって
嬉しかった~♪

でも、みんなも気をつけてね。
奈良は狭い道が多いから、日傘に当たるくらい平気なドライバーさんも
けっこういるからサ。
自分の身は、自分で精一杯守らなくちゃね。

夕方、番組の後は元興寺の地蔵会万灯供養へ。
上田さんと二人で、灯明皿を作りました。

粘土を板で叩いて丸くして、
お皿の形にカーブをつけて・・・と。
私が作ったいびつな素焼きの灯明皿は、
来年の地蔵会で、使われま~す♪

まん丸いお月様の下、極楽坊の軒先に座って、
かき氷を食べました。
沢山のゆらめく灯明で、境内は不思議なくらい明るかったです。

今日は、急にメールが途切れて心配していたリスナーさんから
3ヶ月ぶりにメールが届いて、ほっとしました。

予後が良くないらしく、再々再入院かもしれないから
 「こまった、こまった、コマドリ姉妹♪」だって。
彼の病気を知っているから、気休めも言えないし、
切なくて笑えない気分だけど、やっぱり彼らしい楽しいメール。
とにかく無事だと分かって、嬉しさがこみ上げました。

色んなことがあった今日、そして今年の夏がゆっくり過ぎていきます。
 「去年の万灯供養から、もう一年なんて、信じられな~い!」
上田さんと賑やかにしゃべりながら、
ちょっぴり秋を感じる風が吹く 元興寺を後にしました。