友情の葡萄

午後、明日香村帰りの吉岡ご夫妻が、美味しい葡萄を届けてくれました。
今日は、朝からブルーな気分だったので、すごく嬉しかった～♪

甘くて美味しい巨峰、いっきに一房食べちゃったら、
ウソみたいに元気になりました。

葡萄を食べたら直る程度の落ち込みだから、大したことじゃありません。
ただ・・・ずっと好きだった友人が、むこうは私を好きじゃなかった事が、はっきりしただけ。
怒らせたのなら、仲直りができるけれど、
理由のない好き嫌いは、生理的なもの。　修復は、あきらめるしかありません。

でも、私だって、人見知りな上に、面倒くさがりだから、友人は少ないくせに
義理で付き合うぐらいなら、縁を切りたいワガママなタイプ。
自分のことを棚に上げて・・・寂しがるなんて、虫が良すぎます。
葡萄を、次々と口に運びながら、そんな事考えました。

そして、ぶどう園で葡萄を買う時、私の顔も同時に思い浮かべてくれた、
吉岡パパ＆ママのような素敵な友♪がいるのに
これ以上、なに贅沢言ってるんだ～とも、思うのでした。

去っていく友への未練は、キッパリ捨てて
今まで、そしてこれから集ってくれる友達を、大切にしたいと思います。

９月の生活目標

昨日は新月だったので、来月の目標を立てました。
新月に立てた計画や夢は、実現しやすい・・・昔、聞いた話を
ず～っと信じている私。

９月。少し涼しくなると思うので、夏の間さぼっていた事を、やらなくては。
だから目標は『時間を上手に使う』に。

起きて活動できる時間は16時間しかありません。
でも、やらなければいけない事はいっぱいだし、
やりたいことも山ほど。・・・結局、ちょっとイライラしながら時間に追われる毎日。

でも工夫して、効率的な時間管理をすれば、もっと自由な時間が生まれるはず。
そんな事を、昨夜考えていたら、ふとＫ先輩を思い出しました。

1ヶ月にわたる新入社員研修が終わって配属された部署に君臨していた（笑）Ｋさん。
ドンくさい私は、彼女から『目の敵』にされたけど、私は彼女に憧れていました。

仕事が出来るんです、とにかく。　何やらせても、早い・・・
丁寧か、正確かはともかく（笑）、信じられないくらい効率よく仕事を片付けてしまう。

なんでそんなに器用なのか、彼女の機嫌のいいときに質問したら
　「入社当時は今のアンタより使えないヤツだった。
だから上司から、ひどいイジメも受けてた。
悔しいから、見返してやろうと、（ストレスで）吐きながら泣きながら一人で努力したの」

『時間管理』の上手さも、彼女の右に出る人はいませんでした。
まるで二重人格者みたいな『メリハリ』で、いったん『仕事モード』になったら、
ものすごい集中力を発揮。　サイボーグみたいで顔が怖かった(笑）
『段取り』と『同時進行』も、彼女の必須テクニックでした。

そう・・・来月は、Ｋさんを思い出して
　「彼女なら、こんな時、どんな計画をたて、行動するか？」と考えればいいのです。
もちろん、持って生まれたモノが違うので、一ヶ月間の付け焼刃で、
彼女に近づけるわけありませんが、とりあえず真似るところから入ってみようと思います。

昼下がりの夾竹桃

『奈良・まち歩き』は、私が散歩中に見つけたギャラリーや
イベントなどを紹介するコーナー。
ガイドブックに載っているような情報なら、皆さんもとっくにご存知のはず。
だから自分の足で、目的もなく歩いて・・・
面白いものや美しいものに、偶然出会いたいのです。

昨日も、月曜日のコーナーで紹介するために、
『まだ残る夏らしさ』をテーマに、１時間ほど探し歩きました。

そして、導かれるように花の寺を発見。
重要文化財の本堂があるのに、『蓮長寺』の存在すら知らなかった私。

夏の昼下がり、広い境内はシーンと静まり返り、人っ子一人いません。
奈良駅からこんな近くに、癒やしの空間があったことに驚きです。

でも、月曜に紹介する理由は、このお寺に向かうまでの坂道。
両側に、大きな夾竹桃が40本以上（！）植えられているのです。
真夏に咲く花だから、もう盛りは過ぎているけれど、まだ蕾もいっぱい。
ピンクの八重咲きの可愛い花で、坂はまるで天国へ続く『祝福の道』みたい・・・

今まで、夾竹桃の花が、こんな甘い香りだと気づかなかったです。
子供のころ、団地の前に植えられていて、毎日『おままごと』に使ってました。
後に、樹液に毒があり、枝を箸として使って亡くなった人がいることを知りました。
でも、やっぱり私にとって夾竹桃は、懐かしい友達みたいな存在です。

乾燥と大気汚染に強いので、高速道路沿いによく植えられています。
この坂道の両側に植えられた夾竹桃たちも、
国道369号をひっきりなしに通る車の、大量の排気ガスにじっと耐えていました。
でも、そんな環境にも負けず、桃の花によく似た可憐なピンクの花を、いっぱいつける姿から
残暑を乗り切る『元気』をもらいました。

明日、番組内で詳しく場所を紹介しますから、ぜひお出かけください。

虫の音色

昨夜、お風呂から上がって、台所で一人、スイカを食べていたら
一匹の虫が、勝手口のすぐ外で鳴きだしました。

鈴を振っているような、可愛らしい鳴き声。
激しい雨の後なので、一匹だけしか聞こえません。
そのせいか、少し寂しげで、愛おしい声でした。

驚かせたら鳴くのをやめそうなので、そ～っと電気を消して
勝手口のドアにもたれて座り、しばらく聞いていました。

秋の虫には、『縄張り主張鳴き』と、メスを呼ぶ『一人鳴き』があるそうですが、
この夜は、間違いなく『一人鳴き』だと思いました。
だって・・・こんな可愛い声で、切なげに呼ばれたら、思わず寄って行っちゃう(笑）

住宅街の庭は、手入れされていて、虫たちにとって棲み難いと思います。
住民は、虫の声を愛するくせに、肝心の虫の生活にはまったく興味がなく
無神経に殺虫剤や除草剤をまき・・・
草茫々の空き地すら見当たりません。
でも、残された小さな草むらで、細々と、でも精一杯生きていました。

いまや、ペットショップでキリギリスが売られる時代。
いずれこの世から『秋の虫』がいなくなって、
『懐かしの虫の音色』というＣＤが、発売されるかもしれません。

せめて、我が家の庭だけでも、自然のままの『昆虫天国』にしておくからね。
ただし、蛇や野鳥にとっても『天国』だから、くれぐれも気をつけてよ～（笑）

数学パズルに夢中♪

最近、家事をする時、我ながらすごい集中力・・・って感心しちゃう。
30℃は軽～く超える２階で、いっきにアイロンをかけおえたら
汗だくのまま、お風呂とトイレの掃除をして、それでも休むことなく
目標時間までに、その日の朝に計画した家事を終わらせてしまうの。

で、その後どうするかというと・・・いきなり、ユルユルのパズル・タイムに突入～♪
アイスキャンデー片手に、エアコンつけた部屋でダラダラ寛ぐのです・・・この時間が長い(笑）

今、はまっている本は『大人の算数で脳力活性！　数学パズル』
東京大学算数研究会の編集で、言葉通り懐かしの算数問題なんだけど、なぜか面白い。

必ず見開き半分に「考えるコツ」いわゆるヒントが掲載されていて、
色々考えて分からないとき、そこを読むと・・・目からウロコ。
その瞬間が、楽しいんだよ～。

今も昔もめちゃくちゃ苦手な数学。でも、嫌いではなかったんだと発見！
学生時代の授業は、思い返してもマジ苦痛だったな～。
まさか卒業して何十年もたってから、こうして毎日ワクワクしながら
問題解いているなんて、ちょっと信じられない！

今日は、13個の積み上げた角砂糖の表面積を求める『図形問題』に挑戦♪
あっという間に時間がたつから、夕食の買い物に行くのを忘れないよう、
目覚まし時計のアラーム、セットしておかなくちゃ。