こぐま経済研究所ブログ

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円、一時80円41銭 15年半ぶり高値更新

2010-10-26 21:53:03 | 日記
25日夕の外国為替市場で円相場は一時1ドル=80円41銭まで上昇し、1995年4月以来、15年反ぶりの高値を更新した。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でドル安に歯止めをかける具体策がまとまらなかったとの見方から、改めて米国の金融緩和観測に関心が集まり、幅広い通貨に対してドル売りが進んだ。

円が80円台前半まで上昇したのは、円が対ドルで史上最高値(79円75銭)をつけた95年4月19日以来となる。円高・ドル安が急速に進んだのは、欧州の投資家の取引が活発になる東京時間の夕方以降。G20前にいったんドルを買い戻していた海外のヘッジファンドなどの間でドル売りの取引きが膨らんだ。

(中略)

市場では、米連邦準備理事会(FRB)が11月2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加的な金融緩和に踏み切るとの観測が一段と強まっている。「国内の大手輸出企業が想定為替レートお円高方向に引き上げる」との見方から、円安になるのを待っていた輸出企業が円買いを急ぐとの連想につながったことも、円高要因となった。

日経 26日朝刊
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今日は81円台まで円安方向に進みましたが、しばらくこの近辺で小康状態が続きそうな気配ですね。為替は介入があったりすると、チャートも異常な動きを示すため、なかなかテクニカルでも今後の動きが読みにくいですね。11月の米国の金融緩和でさらに円高が進むのか。ただ、これ以上の円高は輸出企業には死活問題。85円程度までには戻ってほしいところです。


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