中国国家統計局が21日発表した7~9月期の国内総生産(GDP)は実質で前年同期比9.6%増となり、中国経済の好調ぶりを映し出した。インフレ懸念が高まり、中国政府はマクロ政策の軸足を景気下振れへの警戒から「物価抑制」に移しつつある。ただ、外需の先行きにはなお不安が残る。経済を按手成長の軌道に乗せるには消費拡大が最大の課題になる。
物価抑制両立探る 外需依存、先行きに懸念
同時に発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べ3.6%上昇。政府が警戒ラインとみる「3%」を3カ月連続で上回った。国家統計局の盛来報道官は記者会見で「CPIの新たな上昇分の90%は食品と住居のか買う上昇で説明できる」と指摘。国民にとって最も敏感な「食」と「住」の負担が生活に重くのしかかっていることをうかがわせた。
日経 22日朝刊
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中国の物価上昇は前年比3.6%上昇。日本はマイナスが続いているというのに好調な経済を物語っています。ただ、国民にとってみて今の中国はどうなのでしょう。毎月の給料は同じですが、物価がどんどん上がっているようにも思えます。工場の大規模ストライキにはそのような背景があります。先日、金利を2.5%引き上げた中国。膨張し続ける経済を少し冷まそうと政府共産党も躍起です。
物価抑制両立探る 外需依存、先行きに懸念
同時に発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べ3.6%上昇。政府が警戒ラインとみる「3%」を3カ月連続で上回った。国家統計局の盛来報道官は記者会見で「CPIの新たな上昇分の90%は食品と住居のか買う上昇で説明できる」と指摘。国民にとって最も敏感な「食」と「住」の負担が生活に重くのしかかっていることをうかがわせた。
日経 22日朝刊
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中国の物価上昇は前年比3.6%上昇。日本はマイナスが続いているというのに好調な経済を物語っています。ただ、国民にとってみて今の中国はどうなのでしょう。毎月の給料は同じですが、物価がどんどん上がっているようにも思えます。工場の大規模ストライキにはそのような背景があります。先日、金利を2.5%引き上げた中国。膨張し続ける経済を少し冷まそうと政府共産党も躍起です。
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