8月29日、産経新聞の放射性物質調査の記事を掲載します。
(引用) 政府の放射線量等分布マップ作成検討会が29日、東京・霞が関の文部科学省で開かれ、農林水産省が農地土壌の放射性物質濃度の分布図を明らかにした。
農水省が稲の作付制限対象区域を設定する際の基準とした「土壌1キロ当たり5千ベクレル」の放射性セシウム濃度を超えたのは福島県内の40地点で、面積は推計8300ヘクタールにのぼるという。
調査は警戒区域を含む福島県内361地点と宮城、栃木、群馬、茨城、千葉の各県計218地点の計579地点で実施。最も濃度が高かったのは福島県浪江町の水田で2万8041ベクレルだった。
福島を除く各県の最高値は、
▽栃木県那須町3971ベクレル
▽宮城県丸森町2215ベクレル
▽千葉県流山市777ベクレル
▽群馬県東吾妻町688ベクレル
▽茨城県利根町632ベクレル -で、いずれも作付制限基準の5千ベクレルを下回った。(終了)