隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

「B級ご当地グルメ」でやってはいけないこと

2011-12-09 | グルメ

11月30日、日経ビジネスの記事です。たまには、柔らかいテーマにしました。

(引用) 兵庫県姫路市で11月12、13日に行われた第6回「B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ」。北は北海道、南は宮崎県から63団体が参加し、2日間で過去最高となる51万5000人を集めた。

 この大会で決定したトップ10のメニュー。実はある共通点があることをご存じだろうか。まずは選ばれた10団体をおさらいしたい。 

1位  ひるぜん焼そば好いとん会(岡山県真庭市)
2位  津山ホルモンうどん研究会(岡山県津山市)
3位  八戸せんべい汁研究所(青森県八戸市)
4位  浪江焼麺太国 (福島県浪江町)
5位  今治焼豚玉子飯世界普及委員会 (愛媛県今治市)
6位  石巻茶色い焼きそばアカデミー (宮城県石巻市)
7位  熱血!!勝浦タンタンメン船団 (千葉県勝浦市)
8位  十和田バラ焼きゼミナール (青森県十和田市)
9位  日生カキオコまちづくりの会 (岡山県備前市)
10位  あかし玉子焼ひろめ隊 (兵庫県明石市)

 1位に輝いた「ひるぜん焼そば」は、岡山県と鳥取県の県境にある蒜山高原で50年来親しまれているメニューだ。具材には豚肉ではなく鶏肉、しかも卵を産み終えた廃鶏を使うのが元祖の味で、コリコリとした食感を楽しめる。タレは玉ねぎやリンゴ、みそなどを加えたジンギスカンベースで麺によく絡む。提供店は蒜山高原でも10店と少なく、街おこしの取り組みを始めたのもわずか2年前という新顔だったが、B-1参加2年目での優勝となった。

 10位以内でもう一つ特筆すべきは、やはり4位の「なみえ焼そば」だろう。福島県浪江町で50年以上前から親しまれてきた極太の焼きそば。具材は豚肉ともやしだけ、と非常にシンプルだ。

 残念ながら原発事故の影響で、今は浪江で食べることはできなくなってしまったが、震災前の提供店は17店舗。以前浪江のショッピングセンターを訪れたときにはフードコートにもメニューがあり、スーパーにも普通に極太麺が置かれていて、驚いたことを覚えている。今回の入賞は感慨もひとしおだろう。(終了)