隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

後期高齢者保険率は、全国平均は5561円 12~13年度。

2012-03-30 | 政治

3月30日 、毎日新聞の記事です。

(引用) 厚生労働省は30日、75歳以上の人を対象とした後期高齢者医療制度の12~13年度の保険率改定による平均保険料(月額、見込み)を公表した。全国平均は5561円で、現行(10~11年度)の5249円より312円上昇する。伸び率は5.9%で、前回改定時の2.1%(月108円)の3倍近い伸び。

 都道府県別の平均額では、毎日新聞の調査時点(3月1日)で試算中だった青森県もアップ。保険料が上昇するのは43都道府県に上り、前回の31都道府県から大幅に増加する。(終了)


消えた公金4000万円。奈良市タックスマンの悪辣手口は?

2012-03-29 | 政治

 3月13日の産経新聞の記事です。地方自治体の事件は、「まさか、こんなことが!」と驚くと同時に、様々な教訓を示唆しています。

(引用) 奈良市の市税延滞金の着服を繰り返したとして、税徴収業務を担当していた元市幹部2人が奈良県警に業務上横領容疑で逮捕された。市の調査によると、着服総額は4千万円以上に上り、ギャンブル資金や生活費などに流用していたことが判明した。仕事上の知識を悪用し、共謀して4年近くも着服の発覚を免れていた、その巧妙な手口とは-。

 ■市民の指摘で発覚   逮捕されたのは、奈良市の元総務部参事、土井義文容疑者(60)と元債権整理課長補佐、西田芳光容疑者(59)=ともに懲戒免職。 2人の犯行は、市民の男性の指摘で発覚した。

 男性は平成23年8月、市役所の窓口を訪れた。自宅に届いた税務処理の通知書を確認したところ、すでに納付しているはずの市税延滞金70万円が「未納」になっていた。男性は、納付を済ませたことを証明する領収書も提示した。

 指摘を受けて市が調査したところ、確かに納められたはずの市税延滞金の納付記録が消えていた。 消えた70万円はどこにいったのか。 市は当時、男性の市税徴収業務を担当していた2人を問い詰めたところ、2人は着服を認めた。

 市は2人を懲戒免職処分にするとともに、弁護士と公認会計士でつくる第三者機関で調査。その結果、2人の徴収業務記録などから、着服期間は19年8月~23年6月の4年近くに及び、着服総額は計79件、約4275万円に上ることが判明した。

 


大阪・泉佐野市での市名称の命名権売却は「恥」か「斬新な発想」か。 

2012-03-28 | 政治

 3月27日、産経新聞の記事です。ネーミングライツが市の命名権まで行くのか?と考えさせられました。自治体財政がこれほど厳しくなったことに議会はもっと責任を持つことです。

(引用) 財政難の大阪府泉佐野市が市の名称のネーミングライツ命名権売却を検討している問題で、千代松大耕市長は27日、市議会全員協議会で検討内容を市議に説明した。市の名称変更には議会の同意が必要で、市議からは「究極の身売り。金のためなら何をやってもいいのか」「泉佐野の恥」など批判的な意見が大勢を占める一方、「斬新ないい発想」と評価する声も上がり、賛否が分かれた。

 協議会には全18議員が出席。大半の市議から「財源確保に名前を売るとは、いくらなんでも恥ずかしい」「市民からの苦情が殺到しており、絶対に賛成しない。あきれかえる」と、命名権売却への反対意見が相次いだ。しかし、反対を表明する議員の中でも「財政危機を市民に知らしめた」「全国的にインパクトがあった」など部分的に評価する意見や、「各地で合併が進む中、市の名前にこだわる必要はあるのか。住民がOKを出すなら可能」といった前向きな意見も出た。

 協議会終了後、千代松市長は「私なりの説明はさせてもらった。市の命名権売却が絶対にないということはない」と述べ、命名権購入を望む企業側からの提案を待つ姿勢を強調した。

 市によると、6~11月、市が所有する有形・無形の資産を広告媒体に、活用策を提案する企業を募集する。提案の参考例として、市の名前を企業名や商品名に変更する命名権の売却▽職員が企業名の入った制服を着用▽市の名前や市庁舎、市道などに愛称を付ける-などを企業側に提示する方針で、契約期間は1~5年としている。(終了)


大飯原発の安全評価で、県や立地自治体などは、「国の動向注視したい」と。

2012-03-26 | 原発とエネルギー

 3月24日、毎日新聞の記事です。結局、国の安全基準と原発再開への明確な方針が必要になります。それと国民への説明責任です。

(引用) 関西電力大飯原発3、4号機の安全評価(ストレステスト)について、原子力安全委員会が23日、1次評価を「問題ない」と確認した。再稼働に向けて、首相らによる安全確認に手続きが進むが、西川一誠知事らが求める「福島第1原発事故の知見を反映した暫定的な安全基準」は依然として示されていない。立地自治体や市民団体は、国の動きを注視している。

 満田誉副知事は再稼働について「福島の事故の知見を生かした安全基準など、県が国にお願いしている内容にどのような判断がされるかにかかっている」と述べた。おおい町の時岡忍町長は「ストレステストだけでは不十分。暫定的な安全基準と、これに基づく安全対策について早く答えを出してほしい。回答を得なければ前に進めない」と話した。

 敦賀市の河瀬一治市長は「国の動向を注視したい」などとコメント。美浜町の山口治太郎町長も「国がどういう形で地元に説明をするか気にしている」と話した。

 県に技術的な助言をする県原子力安全専門委員会の委員を務める京大原子炉実験所の釜江克宏教授は「これで100%安全というわけではなく、評価方法が妥当だということ」と話す。同委の岩崎行玄・県立大教授(植物生化学)は「実際に地震を発生させ、原発の耐震性を確認したわけではない。結果が妥当かどうか正確な判断はできない」と指摘。

 中川英之委員長(福井大名誉教授)は、県が求めている安全基準について「漠然としたものではなく、数値で示せる部分は数値を示すことが重要だ」との考えを語った。

 また、脱原発を目指す市民団体「サヨナラ原発福井ネットワーク」の山崎隆敏代表は「原子力安全委員会自体が、1次評価だけでは不十分で、2次評価を実施する必要があると指摘している。このまま政治判断で再稼働を認めることになれば、大きな問題だ。民主党政権への不信感がさらに高まることになる」と話した。(終了)


「言えなかった…ありがとう。」、「…は僕の誇りです。」、「何のために、を忘れない。」

2012-03-25 | 活動

 3月23日は第12小学校の卒業式に参加しました。涙はありませんでしたが、「卒業のことば」は、いつもより、声が出ていてはっきりした口調に聞こえました。それを聞きながら、この間の中学校の卒業式を思い出していました。

 3月19日は、第五中学校の卒業式に参加しましたが、実に素晴らしい卒業式でした。危うく涙腺が緩みそうになりました。朝のパトロールで毎日、会っていたクールな子どもたち(女子生徒)のが、感激で鼻をすすり、ハンカチで目がしらを押さえている姿が見えました。男子も涙で今にも崩れんばかりの子もいました。いつもの「旅立ちの日に」の合唱も、感情のこもっていたように聞こえました。

 2、3年前の卒業式にも同じような光景を見たように記憶していましたが、違っていたのは卒業生3人の「答辞」でした。

 一人の女子生徒は「色々なことがあった3年間だったけど、家族に素直に言えなかった言葉『ありがとう』」をここでいいます」と。

 男子生徒は、ノー原稿で3年間あった楽しい思い出を元気に語り、最後に「僕の誇りは8組です。」と、考えてみれば8組(特別支援学級・固定)として初めての卒業生だったのです。立派な答辞でした。

 3人目の女子学生は、勉強でも運動でもこれからも、「何のために?」、を忘れない。と深い決意を述べました。

 本当に素晴らしい卒業式は、感動の連続でした。