隆々ブログ

小平市議会議員 立花隆一の活動報告です。

やはり政治利用? 菅首相の広島原爆式典でのアピール。

2011-08-07 | 政治
8月6日、日刊ゲンダイには、菅首相の広島原爆式典あいさつへの厳しい批判記事が載っていました(以下、引用です)。読売新聞の社説(8/6付)でも、「脱原発依存」はそもそも個人的な見解だったはずだ。鎮魂のセレモニーのいわば“政治利用”ではないか。」。産経新聞(8/6付)には、「国民の信を失った首相が何をいってもむなしい」「政権延命にヒロシマを利用するのか」-など、被爆者からは疑問の声も上がった。---という記事が載っています。
 
  (引用)やっぱり、この男の頭の中には原爆死没者への追悼や平和祈念より、自らの延命しかないようだ。
菅首相は6日午前、広島市で開かれた原爆死没者慰霊式・平和祈念式であいさつし、今後のエネルギー政策について「原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指していく」と、改めて表明した。
犠牲者の追悼が目的の式典で、わざわざエネルギー政策についての「個人的考え」に触れるのは異例だ。厳粛なる祈りの場を借りた政治パフォーマンス、原爆の犠牲者やその遺族、いまなお後遺症に苦しむ被爆者の気持ちを踏みにじる政治利用である。
菅は9日の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典にも出席する。
はたして、広島と長崎の人々は菅の空々しいスピーチをどのような思いで聞くのだろうか。(終了)