6月20日、毎日新聞の記事です。 なぜ、野党との3党合意の後に民主党内部の説明となっているのでしょうか。それも議論を打ち切り、政調会長の一任を強引に決めた民主党とは一体…。
(引用)税と社会保障の一体改革関連法案を巡り、民主党が19日開いた税制調査会などの合同会議は、前原誠司政調会長が「一任」を宣言し、議論を打ち切った。野田佳彦首相が目指す21日の衆院採決に向け、自民、公明両党との合意を優先した。しかし、民主党内では小沢一郎元代表のグループを中心に反発が強まり、党分裂含みの展開になっている。
「台風も来ている。人道的なことを考えてこのあたりにしよう」
合同会議の開始後4時間半たった午後10時すぎ、中間派の中山義活衆院議員がこう発言した。これを受け、前原氏は「もともと今日で終わる予定だった」と打ち切りを宣言。会場は「前原解任だ」「認められない」などの怒声に包まれ、前原氏は党職員に守られながら会場を後にした。
小沢グループの山田正彦元農相は終了後、「ありえないやり方。採決では私は反対する」と明言。川内博史衆院議員も「誰一人一任とは思っていない」と語った。主流派の議員は「党分裂が近づいた感じがする」ともらした。(終了)