8月5日、議会改革調査特別委員会(委員10名)として、所沢市議会を視察しました。
所沢市議会は、平成21年に議会基本条例を制定し、日経グローカルで議会ランキング全国第8位となった、議会改革のトップランナーであります。
議会基本条例の制定までの経過、条例の特徴などの説明の後に、小平市議会の委員から出た質問が、タイトルの「議会基本条例は、票にならないの?」でした。
これに答えたのが、制定当時に作業チームとして実務を担当していた議員でした。
その若手議員曰く、「視察の質問で多いのが、『議会基本条例は票になるのか?』です。」、
それに対して、その議員は、きっぱりと、「票になりません。実際、今回の選挙では6人の作業テームの議員は軒並み票を減らしました。票には繋がりません。」と答えていました。
これで、説明は終わりましたが、それに付け加えるとすれば、
「確かに票は減りますが、票になることだけやっていれば、議員の仕事をやったということにはなりません。」
「市民から、いわれたことだけやっている受け身の議員でいいのか?」
「議会のことを改革するのは本来、議員自身であるべきはずです。」(議員が改革に本気で汗を流さないから市民から指摘されるのです。)
「だから、(現状肯定型の)受け身の議員から、自らを改革する議会、そのために働く議会へと変わっていかなければなりません。」
となるのでは、ないでしょうか。
本日、欠席した委員にも、そこの部分を聞いてほしかったのですが…。