八王子にある広園寺は、600年以上の歴史を誇る臨済宗のお寺で、地元では大きな枝垂れ桜のお寺として親しまれているのです。
山門の内側の庭はいつでも良く手入れされていて、 鐘楼も立派です。
近くの高台には火葬場があって、昔はその煙突から排出される煙とともに、放出された灰が付近の畑に降り積もり、
それでこの付近ではいい野菜が穫れるのだと、まことしやかに噂されていたものでした。
なのでこのお寺の見事な枝垂れ桜も、そういうことのお蔭なのかもしれないのです。
きれいな桜に生まれ変われるのだとしたら、それもいいかな?