内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

ストラスブールに向かうTGVの車中からの投稿

2018-01-07 18:32:39 | 雑感

 今、この記事をストラスブール行のTGVの中で書いています。
 今日日曜日がこちらのノエルのヴァカンスの最終日ということもあり、成田発パリ行の飛行機は満席、今乗っているTGVも混んでいます。飛行機では、席が中央の4列席の内側で、しかも隣席が肩幅の広い巨漢で自分の座席から私の座席にはみ出してきていたので、終始こちらは肩をすぼめるようにしていなければなりませんでした(彼には悪気も悪意もないのですから、文句の言いようもありません)。それに、機種が古い型なのでしょう、前後の座席の間隔が狭く、前席の乗客が背もたれを倒すと、体一つ入る箱の中に閉じ込められたような圧迫感があり、こんな状態で12時間も座っているのは(もちろん、途中トイレに立つことはありますが)、ほとんど拷問に近いと私は思います。安くはない航空運賃を払った側がなぜこのような非人間的な条件下で長時間じっとしていなくてはならないのか、と文句の一つも言いたくなります。
 TGVはストラスブール定刻着予定。それでも、自宅に帰り着けるのは、タクシーを使ったとして、20時半前後。すぐに明朝までに送るべき書類を作成しなくては。機内で片を付けておきたかったのですが、上記のようなコンディションではとても無理。あきらめて、映画ばかり観ていました(目に悪いですよね)。『君の膵臓をたべたい』の主演浜辺美波の透明感溢れる美しさに癒やされたのがせめてもの救いでした。
 あと1時間15分ほどでストラスブール中央駅に着きます。