させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

トキニハ〜アーノルド・ローベル展〜

2022-06-21 08:33:00 | 日々のこと



時に
恋人には
友人のように
接し

時に
友人には
恋人のように
振る舞え

自身の中に
いつのまにか
芽吹いた
思想

何も知らぬ
幼少期から
何ものか知りたい
多感期へ
移ろう頃

出逢えた
アーノルド・ローベル
絵本たち

指南書の様に
有り難く

バイブルの様に
尊く

そして
図鑑のように
其処に
生きるモノすべてが
美しく映った


色んなコトを
感覚優先で
捉えてきた
人生前半戦

後半戦は
其の中でも
キチンと
自身の中に
沁み込んでいるモノに対して
キチンと
解釈してみたい
そう
想っている

いままで
ずっと
愛して
そして
愛させてくれた
感謝を込めて


いつも
道中をすっ飛ばして
足早に辿り着いた
絶景に
ウヒョーッと
絶叫してきた


還り路は
少しだけ
背筋を伸ばして
優雅に
噛みしめ
歩いて行こう


つい
外側だけしか
正面からしか
見ようとしなかった
其れで
すべて
判ったフリした
クセのある解釈
謎解き
はじまり
はじまり




生粋のNEWYORKER
アーノルド・ローベル
病弱だった幼少期に
絵を描く愉しみに触れ
其の後の道は開けていった



ブルックリンの美大卒業後
広告会社員を経て
絵本作家へ
結婚し一男一女を
もうける
同性愛者であるコトすら
容認し公私を支えた
妻アニタの存在は大きかった
初期の頃の作品
ふくろうくん
愛らしい主人公の姿と
色味を抑えた
深く渋い
背景描写の対比がすばらしい



アーノルド・ローベル自身も
時に動物の姿を用いて登場していた

イギリス童話
Mother Gooseを引用した
挿し絵

Carol Kingの唄もだけれど
日本は春夏秋冬と並べるが
外国はそれとは異なるね

とてもココロ奪われた作品

絵はデザート
お話はホウレンソウ
それくらい
お話を考えるのがニガテだったそう
(詩を書くコトは好んでいた)
それ故か
挿し絵のみ提供
作品も数多く残されている
柔らかな風
あたたかな光を感じられる
すばらしい展示だった























想うコト
イコール
想われるコト
図式
証明する
稀有な関係性

想うコトを自己満足の云い訳に
想われるコトを独りよがりの理由に
しがちなヒトとヒトが
憧れる理想郷
alone together
ーふたりぼっちー






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