あした世界が終わる日に
一緒に過ごす人がいない
あした世界が終わる日が
夏ならいちごのかき氷
舌を真っ赤に染めながら
輝く雲を見ていたい
〜穂村弘「あした世界が終わる日に」〜
ダイジョウブ。
なんて
たくましい
コトバ
なんだろう
ダイジョウブ。
なんて
ゆうかんな
コトバ
なんだろう
ダイジョウブ。
なんて
あやふやな
コトバ
なんだろう
ダイジョウブ。
なんて
いいかげんな
コトバ
なんだろう
ダイジョウブ。
なんて
あまのじゃくな
コトバ
なんだろう
ダイジョウブ。
きっと
５０回
いいつづけたら
ねむくなって
ダイジョウブ。
きっと
１００回
いいつづけたら
イヤなキモチ
も
このやみに
きえるだろう
ダイジョウブ。
がんばって
２００回くらい
となえたら
ダイジョウブ。
きっと
あたらしい
あさが
ひょっこり
あらわれるだろう
ダイジョウブ。
ダイジョウブ。
たった
ひとこと
キミ
が
ささやいて
くれたなら
きっと
ほんとうに
ダイジョウブ。
な
気
が
するだろう
に
な
ダイジョウブ。
ダイジョウブ。
そう
いつから
こんなに
つよがるように
なったのだろう
ダイジョウブ。
ダイジョウブ。
そう
いつまで
こうして
ごまかして
ばかり
いるんだろう
