終わり良ければ
と
云うなれど
其処
に
重き
を
置いては
いけないよ
其処
に
至る
過程
を
愉しめただろう
か
愛おしめただろう
か
そんなコト
にも
誇り
を
持たなくちゃ
一日
を
どんなふうに
どんなキモチで
過ごそうとも
みな
ひとしい
時の幅
と
経過
の
中
に
居て
他者から
どんなふうに
想われよう
が
他者
の
目
に
どんなふうに
映ろうが
みな
ひとしく
それなりに
其のヒトなりに
齷齪
藻搔いたり
取り組んだり
している
そんなコト
を
想い起こさせてくれる
美しく
も
入り交じった
夕間詰
の
空
の
行方
を
見届けられる
日常
は
素晴らしい
其れ
に
加えて
すっかり
闇に包まれて
不安
に
なる前
に
帰る場所
を
想い浮かべられる
環境
に
身
を
置けて
ほんとうに
うれしい