させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

チチノメイニチ

2023-12-06 20:25:00 | 日々のこと



あんなに
美味しそうに
キリンラガー
呑むヒト
には
未だ
逢ったコト
無い
気がする


今日は
父の命日

もう
二十九年経ったんだね




写真
亡くなる数年前

今のワタシより
うんと若くて

吾が父
ながら
つい
見惚れちゃう


今年
喪った時
くらいの
痛烈
哀しみ
打ちひしがれたよ

九月
旅立った
愛犬ウィッシュ
逢えただろうか

こんなワタシ
無条件
愛してくれた
唯一無二
存在たち

どうか
今しばらく

ハラハラ
ドキドキ
そして
ワクワク
しながら

目一杯
日々を
謳歌する
中年ムスメ
あたたかく
見守っていてね

もう
しばらく
此方で

ふたりの分
まで

美しいモノ

あたたかいモノ

かけがえのないモノ
触れてみたいから





追伸.

お父さん
残した
煙草
ようやく
捨てたのよ。
って
このまえ
逢った時
お母さん
云ってたよ

逆に
どうして
いままで
残していたんだろうね(笑)


相変わらず
イイオンナ。
だよ

貴方
最愛のヒト


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ドクリョウニッキ〜グッド・バイ〜

2023-12-06 08:28:00 | 日々のこと




伊坂幸太郎さん

『バイバイブラックバード』
読了後

太宰治
【社長。には
社長さん。と
云わない感覚で
さん付けしない】

『グッド・バイ』
読み返したり
買い求めたりするヒトは
一定数いるのだろう

ワタシも
其のヒトリ

少し
黄ばんでしまった
何回読んだかわからない
短編集

最初は
正直
なんのこっちゃ
突っ込みをいれてたっけ


でもね。


これまた
例に漏れず

読み返すたび

齢を重ねるほど

題名作のみならず
収められている短編たちが
戦争の語り部のように
童話作家のように
天才結婚詐欺師のように
ワタシを溶かす


『お願い。連れて行かないで。
いえ、連れて行って。』


伊坂幸太郎さん
謎解き王
ならば

やはり
太宰治
道連れ王


頁を捲る指先が
熱いのか冷たいのか
わからなくなってくるんだもの
(語尾が急に転調)


情緒不安定
通知表ならば
問題事項だろうけれど

太宰だったら

『ふっ・・人間失格』
指先を
絡めてくれやしないだろうか


云ったカンジで
膨らませてくれるのが
ホンモノ。
なんだと
ワタシ
想っている

あはは


今のワタシ
お気に入り

此方
二篇


『メリイクリスマス』


『フォスフォレッセンス』



ダザイズム。
語るには


ワタシ
未だ


太宰
知らなさ過ぎる
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ドクリョウニッキ〜バイバイブラックバード〜

2023-12-06 07:41:00 | 日々のこと



久しぶり
読書


外遊びメイン
昨今

発散。
かまけ
吸収。
疎かにしている
気がしていた
タイミングで
ムスメくらいの齢の
心友から
頂いた

伊坂幸太郎さん
『バイバイブラックバード』

JAZZのスタンダードとして
聴き馴染みのあるタイトル

愉しみ倍増な予感

語るほどには
伊坂幸太郎さんの作品を
知らないけれど

映像化になったモノも含め
パーツごとの面白さは勿論のコト

読了後には

ハッ!!
いつのまにか
すごい
謎解き
種明かし
手救けを
したような
されたような
そんな
一体感に
包んでくれる
好きな作家さんのひとり

後書きで
嫌なヒト。
描くのが苦手
語ってらして
なるほどなぁ
頷いた

ヒト
知らず知らずのうちに
傷つけたり
貶めたり
その逆も
ありきなのだけれど

その中に
純真やら
損得勘定無しの本能を
見せつけられると

不思議なコトに
時間が経てば経つほど
納得がいったり
甘酸っぱい
想い出になっていたりする


咄嗟に見せる
表情や言動は
本能でしか無く

ヒトは
何年生きようが
沁み付いているモノでしか
他者と
触れ合えず
関われないのだ

ただ
瞬間

共有。
赦されたモノ同士だけが
過去も未来も関係ない
だけの
ストーリーを
紡いでいけて

作中のやりとり
拝借すると・・


『じゃあ、そういうことにしよう。』

『そういうことに、って』

『真実なんてのは、そんなもんだ』


そんなカンジで
頷き合っていたりするのだ



愛も友情も
永遠だと信じていた
若かりし頃より

別離
じき
やってくる
必ず

そう実感している
この頃の方が
生きやすい


鳥の羽根が
黒くても
青くても

時期が来れば
飛び立つんだよ

此処ではない
何処かへ

此の作品も

あの唄も


今ならば

そう
響く
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