幼い頃
からの
大好物のヒトツ
ーピーマンの肉詰めー
オトナ
に
なっても
時々
無性
に
食べたくなる
何故か
ピーマン
が
好きだったなぁ
食べる
と
カラダ
が
シャキッと
元気になるカンジ
が
したから
子ども同士
が
おバカさん
を
揶揄する
ーお前の頭はピーマンー
は
栄養が行き渡っている
と
云う意味
の
褒め言葉
だと
想っていたほどだ(笑)
味わい
や
マッチング
も
然り
たぶん
ワタシ
が
ピーマンの肉詰め
を
好んだ理由
の
第一位
は
ー其処に母の愛を見たー
そんな
気
が
したからだろう
寿司屋
を
営む
生家
の
稼ぎ時
は
ワタシたち
兄妹
の
いちばん
お腹が空く時間帯
と
重なる
品数
は
さほど
多くなくても
それでも
母
は
手作り
の
おかず
を
ワタシたち
に
食べさせてくれた
ハンバーグ。
も
もちろん
その頃
では
ゴージャスだったし
好きだったけれど
敢えて
其れに
ひと手間加えた
ピーマンの肉詰め。
が
登場する
と
ヤッター!!
今日も愛されてる!!
と
内心
小躍りしていたっけ
親
が
子
を
愛し
健康
を
気遣う
のは
当たり前
なのかもしれない
けれど
子ども
を
育てるために
必死
に
働いてくれていた
その合間
に
見せてくれる
愛情表現
目に見えるモノしか
信じられなかった
幼いワタシ
には
ピーマンの肉詰め
は
きっと
母の真心
そのもの
と
して
映っていたんだろう
なぁ
淋しさ
は
感じても
決して
孤独
とは
無縁だった
あの頃
が
今のワタシ
を
創る
すべて
ワタシ
も
伝えられているだろうか
ひと手間かけた愛情
を
微力ながら
元気にしてあげられるモノ
を