なんだか
眠れずに
ロールスクリーン
と
窓
を
少しだけ
開けて
星空
を
眺めている
いつか
見上げた
満点の星空
を
想う
いつか
眺めた
無数に光る
ホタル
を
想う
いつのまにか
夜の闇
が
怖くなくなったコト
に
驚く
いつのまにか
ボクの日常
に
君臨する
キミ
の
存在
に
慄く
星
の
見えない
夜
には
つい
キツく
かたく
目を閉じて
しまいそう
に
なるけれど
見えない
だけで
ボクら
の
星
は
いつも
ずっと
在るから
ボク
の
窓
に
輝いていて
ボク
の
ココロ
を
照らしていて
もう
無数
の
輝き
は
要らない
たった
ヒトツ
其処に
ボク
の
窓
で
微笑んで
いて
窓 〜 大橋トリオ feat.矢野顕子〜
開けてくれたのは 君だ
どうやったのか わからないけれど
開けようという気もなかった 僕だ
遠い昔に 鍵も無くしたまま
微笑んでいる 君
僕を試してほしいんだ
その手を離さずに歩きつづけるから
この窓に 陽のひかり
この窓に 雨のにおい
この窓に 海のきらめき
この窓に 明日が入ってくる
閉めてくれたのは 君だ
静かに 誰も気づかないうちに
開けっ放しにしたのは 僕だ
それが愛だと 勘違いのまま
遠くを見てる 君
僕を試してほしいんだ
君がいない時間に生きることはできないと
この窓に 陽のひかり
この窓に 雨のにおい
この窓に 海のきらめき
この窓に 明日が入ってくる