させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

無意識の意識

2012-12-05 08:59:04 | 日々のこと
学生の頃

暗幕が

造り出す

暗闇が

好きだった


正確に云えば

人工的な漆黒の

時折壊れる

カンジが気に入っていた


時折

吹く風に

時折

いたずらっ子の

作為的行為に


江國香織さんの世界は

そんな暗幕の空間を

思い起こさせる

どこまでも

絶望は続きそうな

気もするし

ちょっとしたコトで

世界は変わるのだから

今はその淵を

ぐるぐる廻るコトに

酔いしれている

けらいが在るような

そんな

愛嬌のある暗さ


「短編小説書くことは

旅に似ています」

なんて


このヒトは

感傷旅行

でさえも

愉しんだり

するんだろうなぁ

暗い目を持ちながら

ココロは弾んだり


あぁ

惹かれる理由は

無意識の意識に

相通ずるモノが

あるから

なんだろうねぇ
コメント
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