磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

これから熊本へ出前授業です

2015年07月09日 12時36分29秒 | 研究
これから熊本へ出前授業です。

N700系さくら号。

授業が楽しみです‼
続きは後ほど?
熊本到着。暑い❗


頭がボーッとしてきます。
高校の最寄りの駅に着きました。


終わりました。

これから鹿児島に帰ります。
帰りは800系さくらに乗りました。
800系は九州新幹線って感じで好きです。
800系は木の感じを出しているのでなかなか和風。
席もハイバックでゆったり。

日よけもすだれ風です。
一つ残念なのが、電源がついていないってところですね。
今日、乗っていて一つ気づきました。
800系、上の写真のように電光掲示板が車両中央にもついていたこと。
確かに、座席のバックが高すぎてドア付近の電光掲示板は見えません。

中央駅に着くと、火山灰がふってきました。

ああ、ここは鹿児島ですね。



出前授業準備

2015年07月09日 06時03分29秒 | 研究
先週末から今日ので前授業の準備をしています。
結晶が溶けるときの冷却を確認する準備で、
鹿児島大学近くの
100円ショップから冷却パックを買ってきました。

パックを破いてはいけないと注意書きがありましたが、
気をつけながら空けました。

中から、尿素の結晶と水(と思われる液体)が入ったパックがあります。
このパックを破って結晶がとけ込むことによる吸熱によって、冷却します。
パックに入っていた尿素結晶と水のだいたいの割合から
100円ショップに買ってきたお弁当の醤油をよく入れるポリ小瓶に、
尿素と水(実験室の蛇口から)をいれて、小分け。

水を尿素の入ったポリ小瓶にいれて、
尿素が溶けていく過程で吸熱し冷たくなることを確認しました。
これを幾つかつくり、出前授業用にしました。

時間的にタイトなので見せる時間がないかもしれませんが
結晶が溶けるときの様子を見ながら吸熱を確認できます。
前回の宮凬北高校の研修のときは、冷却パックの包装まま水をパックを割って
吸熱を感じましたが、やはり結晶が溶けるのが見えず、いまいちだったので
今回はこれにしました。
ただし、冷却パックの中には、尿素の他に硝酸アンモニウム(硝安)やシリカゲルが
入っているものもありまる。尿素は体内や化粧品に含まれているようなので
比較的安全と思われますが、硝酸アンモニウム(硝安)はより取扱いに注意した方がいいので
上記のよう分解などにまねしないでください。

一方、夜はリサイクルカイロのリサイクル。


リサイクルカイロに入っている酢酸ナトリウム三水和物をお湯の中にいれ、
液体にして過冷却状態にします。
この液体に刺激を与えることにより、結晶になります。
この液体から結晶になる過程で発熱します。
上の冷却パックの逆過程とみています。
相変態と潜熱の利用かどうかの違いがありますが、面白いのでいいです。
あと、輪ゴムのたくさん持っていこうと思います。
その理由はそのうちに。。。