磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

ひらめき☆ときめきサイエンス無事に終えました。

2014年08月25日 06時04分34秒 | 研究

この週末土曜日、鹿児島大学理学部物理科学科物性物理グループ
ひらめき☆ときめきサイエンスーようこそ大学の研究室へーを開催し、
無事、全てのプログラムを終えました。
このイベントは学術振興会(学振)の科研費の成果公開事業です。
今回は高校生を主な対象として、内容を考えました。
事前のアンケートで、研究者や理科教員志望の生徒が多かったので
それも考慮して、講義内容、実験内容を決めて行きました。
その様子を以下に紹介します。

9:00 開講式:


自己紹介(講師、アシスタント学生、参加高校生、中学生、みんなで夢について、コメント付きです)

9:30 午前中の講義:
科研費で得た最新の成果の紹介とその基礎物理を講義しました。


12:20 昼食会=ランチミーティング(お昼を食べながらいろいろな話を皆でしました)
講師、参加高校生、中学生、小学生、アシスタント学生、保護者など、みなで楽しく議論しました。



13:30 午後の実験開始!
熱分析の実験グループ:
酢酸ナトリウムの潜熱の観測、融点決定、過冷却状態、結晶化の確認など
物質科学の基礎を実験しました。





新聞記者が取材に来ていました。


比熱の実験グループ:
水の比熱の測定、ペルチェ素子を使った電気エネルギーと熱エネルギーの変換などを実験しました。




コンピュータシュミレーション:
パソコンで結晶構造をシュミレーションしました。
最後に、自分の誕生石の結晶構造を計算しました。


15:30 実験結果の発表会をしました。


16:00 未来博士号の授与式をし、閉講しました。


16:30 閉講後、希望者には施設見学をしました。



参加者はとても経験をした、達成感がある、など言ってくれました。
我々にとってもとても充実した研究成果公開事業でした。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。