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日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

第5回雀松・南左衛門二人会

2011年07月24日 21時24分27秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は半日の仕事を終えて一度帰宅し、
繁昌亭の「雀松・南左衛門二人会」へ。

前売で指定席をとっていたのだが、
購入したのがけっこう遅かったため、
最前列の端の方の席。しんどい。
当日券も出ていたようなのだが、そちらは2階席などらしく、
その方が遥かに見やすそうで羨ましい。
まあ、チケットがなくなると元も子もないから、
やむを得ないところであるが。


「子ほめ」(小鯛):△+

マクラで以前の芸名の話をし、顔の話をしてネタへ。

発音が微妙におかしなところ、
使う単語に違和感があるところはあったが、
調子が良く、特に派手ではないが陽気な雰囲気。
良い前座。


「磐若寺の陰謀」(雀松):○-

「がんこ寿司」の再現ドラマの仕事の話、
このネタに付いている「お寺での落語会」のいつものマクラを振ってネタへ。

まあ、いつも通りと言えばいつも通りだが、
お寺の和尚さん、見世物師のいい加減なところ、
気にしない軽さがよくハマっていた。
肩に力を入れず、
田舎でのちょっとしたお話、という程度の思い入れでやって
丁度良いネタなのだろうな。


「幸助餅」(南左衛門):○

雀松と同じアパートに住んでいた頃の思い出話からネタへ。

お話としては、よく出来ているものだと思う。
餅屋を開き、贔屓していて「裏切った」相撲取りが祝いに来た時に
喜んで出ようとするあたり、幸助の「相撲好き」の面がよく出ている。
テキストとしては置屋の女将が出ないなど、「いい話」クサさがなく、
良し悪しではあるだろう。


「荒大名の茶の湯」(南左衛門):○+

お馴染みの話。
相変わらず汚い。
ただ、変に「綺麗に見せよう」とか、
逆に「下品に見せよう」とかせず、
登場人物の気持や情景をきっちりと描写し、伝えようといるので、
必要以上に汚く感じずに済んだ。

最後福島正則が茶碗を回すのは、
個人的には余計では、と感じなくもない。


「船弁慶」(雀松):○-

「雀のお松」から来ている芸名の話を軽く振ってネタへ。

ごく丁寧にやっている。
お松の存在感は薄いが、まあ、やむを得ないだろう。
喜六のふわふわした雰囲気は良い。

細かく科白を加えていた。
それでウケをとれている部分、
リズムを少し損ねてしまうかな、と感じる部分が散見された。
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