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日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

「昭和の日」への違和感

2007年05月01日 07時40分04秒 | 社会
4/29は今年から「昭和の日」という祝日になったらしい。
今まで4/29だった「みどりの日」が5/4に移る、とのこと。

もともと、4/29は昭和天皇の誕生日。
それを、平成になって「みどりの日」という名前にしたのは、
「昭和天皇の誕生日を昭和の日、と呼ぶのは、天皇中心的、というか、
 非民主的なものを感じる」
という(ここまで言葉にできないが)違和感を持つ人がいて、
推進する側の人もそれを意識したのかな、と思う。
もともと、この日を「昭和の日」という名前で残す、という案はあった訳だし。

これが、平成19年になって(よく理由が分からないのだが)
「昭和の日」になった、というのは、
この違和感を持つ人が少なくなったのか、声を上げる人が少なくなったり
弱くなったりしたのか、(相対的なものだが)違和感を押し潰す人の
力が強くなったからなのかな、と思う。

恐らく、街頭でインタビューしても「何が問題なの?」と言われるような
事象なのだろう。
しかし「昭和天皇の誕生日だから」という理由でその日を「昭和の日」と
言い切ってしまい、それを当然と思わない人間は相手にもしない、という
思想は、私には違和感がある。
自分が少数派だと思っている私にとっては、「怖い」という感じかな。

何も「終戦記念日を昭和の日にせよ」とまでは言わないが。
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