北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

生活相談の相手にも11・1労働者集会への結集を呼びかける

2009年09月25日 | 日記
友人からの生活相談で日野まで行ってきました。杉並から30分ぐらい電車に乗って着いた街の雰囲気は、やはり時間の流れが少し違うような気がします。話を聞いた市役所の労働者によると、福祉関係職場の業務量はやっぱり激増していて、しかし人員増はまったくなく、とても大変だとのこと。「こんな状況(世界大恐慌)は予測できなかったから、こうした事態に対応できる人員体制をとることは不可能である…」などと言っている幹部たちの無責任な対応について、おおいに話が盛りあがりました(生活相談の本旨とは無関係ですが)。生活相談を受けた知人にも、生活へのエネルギーを生み出すためにも11・1日比谷労働者集会に一緒に参加しようと呼びかけておきました。ぜひ参加してほしいですね!
日野市役所の隣には「新撰組ふるさと館」(だったか?)という郷土資料館があり、時間があればのぞいてみたかったですね。

区議会文教委員会

2009年09月24日 | 日記
10時~16時まで、休憩をはさんでびっしりと文教委員会の審議…フーッ。今回の委員会は条例案審議こそなかったものの、重要な報告案件ばかり。「小中一貫教育基本方針」「区立幼稚園改革方針」「教科書採択結果」…。しかも、前回の文教委員会でも大議論になり、本会議の一般質問でも何人もがとりあげるような重大事項であるにもかかわらず、図書館業務の指定管理者制度への全面移行については議題にあげられておらず、これは認めがたい!しかし、議会ルール的には議題になっていないものについての質疑は認められませんので、質疑の最後に意見として事態について弾劾しました。
今回の文教委員会で最大の焦点になったのは、区立幼稚園6園の廃止→幼保一体化施設への移行問題でした。保育待機児童の急増→定員未充足の幼稚園に受け入れよう→これを契機にして幼稚園は廃止にしよう…。こんな場当たり的な発想が元になっているのですが、そこは行政官僚は“優秀”で、あれこれと大義名分がつけられています。「幼児教育の重要性」「保育ニーズの多様化」などなど。しかし、そこに言葉ではなく、本当の意味での理念・哲学が欠如していることは明らかで、当然のことながら与野党を問わず議論続出となったわけで、与党会派もすべて困惑しているというのが実情です。こんな方針はただちに撤回しかない!

夜は「東京生きさせろ!!連絡会」の例会…と思って会場に行ったら、日にちを間違えていました!そういえば、「24日」はとりあえずの案としてメールが来ていたような記憶も。そこで旧知の仲間たちと酒盛りが…。

「杉並まるごと民営化」を追撃する闘いへ

2009年09月23日 | 日記
先に紹介した高円寺地域区民センターの受付労働者の首切り問題。対象となっていた50人の労働者は、新たに業務を受託した事業者に継続して同等の労働条件で雇用され、未払い賃金も元の事業者が支払うことを約束させることで、“満足”のいく事態の“解決”を手にしました。賃金の遅配があったのに区は実効性のある措置を何もとらなかったにもかかわらず、今回の“事態収拾”に向けた動きはきわめてすばやいものがありました。「杉並まるごと民営化」の破綻の始まりを敏感に感じとり、何が何でも労働者の怒りを鎮め、口を閉ざさせることに意を注いだ結果でしょう。こうした労働者が東京西部ユニオンに加盟し、受託事業者ではなく区当局の責任を追及し始めたらどうなるか?そのことに心底から恐怖したに違いないのです。そうであるならば、この事態を民営化された事業ではたらくすべての労働者に伝え、さらにはすべての杉並区職正規労働者に伝えるということです!

映画「セプテンバー11」

2009年09月22日 | 日記
数日前、CATVで映画「セプテンバー11」を観ました。この映画、<9・11>を素材にして世界11人の映画監督が11分間の短篇を撮るという企画で、封切り当時はそれなりに話題になった作品です。それぞれにうなずかせる出来ばえなのですが、やっぱりイギリスのケン・ローチはとりわけすばらしい!ロンドン在住のチリ人が、9・11被害者遺族に手紙を書くという設定です。「私たちの9月11日は29年前、同じ水曜日でした…」と、選挙に勝利したアジェンデ左翼政権が米帝=CIAの全面支援を受けたピノチェトによるクーデタによって転覆される状況が、当時のニュース映像をインサートしながら語られます。クーデタで政権を奪取したピノチェトを訪問するキッシンジャー国務長官の映像などもあり、声高な非難の言葉があるわけではありませんが、アメリカ帝国主義のきわめて独善的な中南米政策を弾劾します。「映画の力」を感じさせられました。日本からは今村昌平。傷痍軍人を素材にして、最後に「聖戦ナンカナイ!」のメッセージではねえ…。

「シルバーウィーク」って何ですか?

2009年09月21日 | 日記
世の中は「シルバーウィーク」とかいって、なんだか大型連休だそうですが、私のような生活をしている者にとっては、なんら変わらぬ闘いの毎日が続いています。今日も渋谷ハチ公前に11・1日比谷集会の宣伝で登場しましたが、いや~すごい人出ですね。こんな混雑の中で署名やチケット売りができるんだろうか…という心配はまったく不要で、このあいだの土曜日の新宿西口以上の成果があがっていました。しかし、ふたりの派遣労働者―どちらも40代?―とは議論になりました。ふたりの主張は大雑把にまとめると、「今をどうにかしてくれ!」ということです。こちらとしては、誰かにどうにかしてもらうのではなくて、一緒にこの状況をひっくり返す闘いを始めよう、その確信を11・1日比谷でつかんでほしい…と呼びかけたのですが、ちょっと“ものわかれ”に終わるという議論になってしまいました。私の語り口がまだまだ獲得性をもっていないということですね。
昨日は東京西部ユニオンの定期大会。生コンの運転手を組織しているSZC分会がその力強い姿を10名で現わし、新たに結集した青年労働者たちとも一体化した東京西部ユニオンの可能性を感じさせました。その可能性を、11・1日比谷1万人結集で現実の力にしていかなければなりません。
写真は9・19新宿西口街宣。