6/15の区議会文教委員会で、杉並区の地域図書館(12館)すべてを指定管理者による運営にする計画(2年間で完了)が報告されました。私が追及したのは、指定管理者の下ではたらく図書館労働者の雇用形態・労働条件について、区が一切関知していないままでいることです。指定管理者の契約は3年契約となっているので、その下ではたらく労働者は基本的に1年契約の非正規職という雇用形態です。その賃金について、区はその実態をまったくつかんでいません。これは「無責任」ってことじゃないですか!「サービス水準を低下させることなく、コストの大幅削減を実現」と、これまでの指定管理者の運営を総括しています。しかし、図書館の使命はそういうことなのですか?このような雇用形態の下で労働者として団結することからそもそも疎外されている図書館労働者に、どうして「図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまでその自由を守る」(図書館の自由に関する宣言)ことを求めることができるのでしょうか。ここらあたりのところを弾劾して追及したのですが、中央図書館長との質疑はいまいちかみあわないままでした。
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