8/12に教科書採択を審議する教育委員会の日程が確定して、今日はその直前最後の区議会文教委員会です。しかし!教科書採択に関わる議題は一切ありません。今日の主要議題は、区立幼稚園の改革方針について、学校第三者診断について(いわゆる「外部監査」ですね)でした。それぞれ重要な問題ではあるので、それなりに問題点を追及したつもりです。ただ、それで終わるわけにはいかないので(委員会のルールでは、議題とされていない質疑については、区当局は回答する義務はありません)、なぜ教科書採択の手続過程が議会に報告されないのか、教育委員会でこう決定しましたということだけが議会に報告されるだけでよいのか、この点について弾劾の意見をつけ加えて述べておきました。もとより、よく言われる「議会の軽視」といった権威主義的な観点から批判するものではありませんが、より多くの意見が教科書採択に反映されるように努力することは、区の教育に関与する人間の責任ではないでしょうかね。