北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

三里塚現地闘争へ

2009年07月05日 | 日記
新誘導路建設阻止!三里塚現地緊急闘争に参加してきました。結集勢力の8割方は、動労千葉を先頭とする反戦共同行動委員会勢力でした。三里塚闘争の現状は、天神峰現地闘争本部をめぐる裁判の判決が来年2~3月にも想定され、現闘本部強制撤去との激突情勢が不可避となっています。それにあわせて、市東さんの農地をめぐる裁判も強行結審攻撃=農地強奪攻撃が企図されてくることでしょう。三里塚闘争が再び日本階級闘争の最前線に躍り出る情勢です。したがって、日本階級闘争―労働者国際連帯闘争の真骨頂が噴出されるべき情勢であり、きわめて路線的な闘いの実践なくして三里塚闘争の勝利はない!というべき時です。恐慌情勢は戦争情勢であり、したがって革命情勢であるという稀有の時代のなかで、三里塚闘争の路線をめぐるきわめて重大な分岐が生み出されようとしているのではないでしょうか?
今日の集会で三里塚反対同盟から、関西新空港反対闘争をめぐる状況についてのコメントがありました。関西新空港闘争についての現地の路線的論議=対立が、なぜ三里塚反対同盟の組織問題(「亀裂」「分裂」)をもたらすのでしょうか?関西新空港闘争をめぐる闘争方針は、湾岸4団体の論議によって解決されるべき問題だと思うのです。この闘争方針と三里塚闘争の方向性が、どのような関係にあるのかがまったくわかりません。三里塚闘争に今問われているのは、これまでの闘争の歴史的教訓を踏まえたうえで、世界大恐慌情勢の下における闘いの路線性だと思います。