北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」

元杉並区議会議員(2007-2011)北島邦彦の活動日誌 e-mail kjmirai@jcom.home.ne.jp

都議選-総選挙について地域の声

2009年07月14日 | 日記
都議選の自民大敗を受けた解散・総選挙の決定で、巷の政治熱もさらに高まっているようです。都議選の過程から、「誰に入れたらいいの?」「この前駅で演説してたけど、北島さんは誰を応援しているの?」など、いろいろな問い合わせや意見がありました。民主党に変わっても政治は変わらないだろうけれども(とりわけ都政においては)、このままの自民党政治はもう我慢できない…といった労働者人民のまっとうな政治感覚というところでしょうか。そんな時には、自民党から民主党に政権交代してもまったく政治のありようは変わらない、いや労働者にとってはもっと悪くなるかもしれない。ただ、政権交代がある事態は社会が大きく変化する状況であることはまちがいなく、それまで閉塞していた社会に様々な亀裂や空間が生じてくる。これまでになかった新しい政治の流れや労働者の闘いの水路ができる絶好機でもあるので、こんな時にこそ自分たちがもう一歩前に出ていかなければならないと考えている…といったことを話しています。今日の夕刊紙には、「石原伸晃議員落選の危機」の見出しが踊っていました。政治情勢は確かに流動化しています。

昨日の田母神講演会が荻窪駅を制圧した東京西部ユニオン・労組交流センターの弾劾闘争によって粉砕されたことは、昨日のブログで報告してあります。ところが性懲りもなく、8月10日にセシオン杉並でまた田母神講演会をやる計画があるそうです。主催者は「チャンネル桜」という倒産したケーブルテレビ局で、「田母神閣下」と平気で呼ぶような右翼ファシストがスタッフである会社です。山田区長も以前はよく出演してましたっけ。また粉砕闘争を取り組まなければなりませんね。そういえば昨日の田母神講演会ですが、杉並公会堂前に警察車両が8台ぐらい停まっていて制服警官が何人か警戒に立っていました。われわれがいつ杉並公会堂に突入してくるかとビクビクし、警察に保護してもらわなければ講演会ひとつ開くこともできない田母神反革命の脆弱さがよくわかりました。