前半は奥田先生の高校生活、大学受験、大学生活、就職活動、そして山梨県の高校の教員になるまのエピソードでしたね。大変興味深いお話でしたが、担当者としてはこのまま「奥田先生の歴史」で終わるのではないかと少しはらはらしました。本題の「世界の歴史」の講義では、歴史は一つの事象がピークに達するとその次の事象が生まれ、その繰り返しが唯物史観だと教えてくださいました。支配者側でなく、実際に世の中を動かしてきたのは、奴隷→農奴→労働者、そして次はコンピューター(AI?)というお話でした。まさに栄枯盛衰ですね。後半は、現代世界の様相に関連して、プーチンのウクライナ侵攻、習近平の独裁体制の確立、北朝鮮の核開発など、先生のお考えを交えてのお話でしたが、共感している生徒さんが多かったように思えます。いま世界を支配しようとしている負の権力者に代わり、明るい展望を抱けるような新リーダーが誕生してくれることを願うばかりです。
生徒の皆さんはいつも熱心に講座を受講していますね。北都留教室に来られる講師の先生方から「みなさんが熱心に聞いてくれるのでついつい講義に熱が入ってしまいました。」というお話を聞きます。素晴らしいです。