ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

芋の露連山影を正うす

2021-07-05 14:37:32 | おしらせ

教科書に掲載されているあまりにも有名な、郷土山梨が生んだ偉大なる俳人飯田蛇笏の俳句。

これを「近景と遠景とが編む、スケールの大きな情景」「すがすがしく凛とした心情」と学んだ。中学生の自分には本当の納得を伴っての理解は難しかった。だが、あれから40年。今は実感を伴って実によくわかる。きっと生徒の皆さんも同じおもいではなかろうかと、授業中の瞳の輝きや深いうなづきを見ながら、確信する。

県立文学館の高室学芸幹の講座は、資料と内容とが本当に流れるように分かりやすく配置してあり、生徒の皆さんの理解や関心が特段に進んで、講座後の質疑応答も活発だった。

 

この日は、講座後「読書の時間」を設定してあり、そこでは水を打ったように静かで集中した時間が流れた。

瀬尾まいこ作。「狐フェスティバル」だ。

この日の日直の花はこちら。どれも色合いが美しい。あんず色のバラ、薄紫のアガパンサス、えんじ色のアルストロメリア。黄色のダリア、斑入りの葉っぱは???「切り口に気を付けて」といわれたのは覚えていますが名前を失念しました。隣の花器はピンクの百日草に黄色いのは????紫陽花に紫式部の若菜・・・。ほんとに、皆さんのお庭は美しいですね。

朝の会も、司会進行、指揮、委員長挨拶、レク係からの連絡等、いつも話題豊富で活発な35期生。

これから8月30日まで、長い夏休みに入ります。はがきの暑中見舞いもよろしくお願いします。