11月30日(水)は2年生の博物館研修でした。南都留教室の皆さんと一緒でしたが、今回は夏の富士山科学館の時とは異なり、それぞれ別行動での見学でした。南北都留教室が同じグループを作っておしゃべりしながらフィールドワークをしたあの夏の日から季節は巡ってすっかり冬。それぞれの教室で学び活動してきましたので、感想発表など交流の時間をとっても良かったかな・・・と終わってから思いました。
今日の講義は甲州の食文化の歴史です。貝塚から見える甲州人の食の足跡。
山梨県人の一人当たりのマグロの消費量は日本一。山国なのになぜ・・・と思っていましたが、今日の講義で得心。
静岡から甲府まで、生魚は馬によって一晩で到着、3つのルートがあったようですが、多種類の海産物を新鮮なまま食していたとは驚きです。塩漬けされた海産物は富士川水運によって大量に運ばれたことも併せて知ることによって、魚の入手について甲州は海からさほど遠くはないことを教えていただきました。
この後、常設展を見学しましたが、もっとじっくりゆっくり見たかったという声をたくさん聴きました。勧学院生の意識の高さを物語るつぶやきです。昼食に皆でお寿司のランチを食べてから、山梨伝統工芸館の見学へ・・・。
2年生次回は12月7日です。