木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

6月6日 木曽菅古道の整備・鳥居原

2009年06月06日 | 活動日誌その他
6月6日 菅古道メインルートの整備・草刈を行いました。

 朝8:00に菅公民館に集合。ここから主に東西2キロにわたる区間を中心に整備を行いました。
 明治18年原村に作られた菅村水路跡に近づいたあたりから、時代によって一部使われなくなって曖昧になってしまった場所もあり、旧道を確認しながらの作業となりました。

 小林地区の古道沿い斜面には、地元の人が「山の神様」と呼んでいる石祠が一基あります。祠には「水死霊神」の文字が刻まれており、その周辺は二人静(フタリシズカ)の群生地です。

 今回、石祠の背面地に銀竜草(ギンリョウソウ)があちこちに咲いているのを見つけました。
 ギンリョウソウは葉緑素をもたない白い植物です。その花の形を竜に見立て、半透明なところから銀竜草と名付けられたと言われています。主に暗い林の中に咲いているので、別名幽霊草・幽霊茸。

 歩く度に様々なものに出会える木曽菅古道です。

6月5日 一般質問通告

2009年06月05日 | 木祖村議会と議員
 木祖村議会6月定例会が、6月17日より行われます。
 相変わらず村のHPでは広報されていませんが…(;^_^A

 今日は一般質問通告書を提出してきました。 
 本会議での一般質問の順番は、木祖村の場合、通告用紙の提出順が慣例となっています。今日の様子では2番目でした。正式には10日の議会運営委員会で決まりますが、私の一般質問は17日の午前中ぐらいになりそうです。

 今回のテーマは主に高齢者のくらしに関すること。
 ハード・ソフトの両面から質します。現場で見聞して、自分が実感したことを素直に取り上げようと思っています。
 内容については・・・ぜひ傍聴にお越しください! たぶん、私もまた緊張しまくっているので議場の臨場感が 面白い? 伝わると思います。


 一般質問の通告締切は9日ですが、今週も何かと予定があって、土日ぐらいはそちらに専念したいと・・・
 明日、6月6日・7日はTAICO CLUB'09 が木祖村こだまの森で開催されます。
 会場には6000人が集い、村への経済効果もバカにならないイベントになっています。
詳細は以下↓
http://taicoclub.com/
去年の様子↓
http://blog.goo.ne.jp/kisonavi/d/20080608

 当日はこだまの森全施設が貸切になります。一般のお客様の入場はできませんのでご注意ください。なお、当日券はありません。

  それにしても、今年のTAICO CLUBのwebサイト
 イラストレーター新井洋行さんのイメージカットが、こだまの森のほのぼの感TAICO CLUBの開放感 をみごとに表わしていて、ナカナカ素敵です。
 デスクトップ用の壁紙ほしいなあ・・・


どうなる20年後?全国過疎問題シンポジウム2009

2009年06月03日 | 活動日誌その他
 来月のお知らせです。

 「全国過疎問題シンポジウム 2009 in 長野」が木曽地域で開催されます。

日時:7月8日(水)~7月9日(木)

主催:総務省ほか(長野県・全国過疎地域自立促進連盟・長野県市町村過疎地域対策協議会)

8日全体会:木曽文化公園
9日分科会:木曽勤労者福祉センター・南木曽会館・木曽福島会館・平谷村交流ホール他
 なお、二日目の分科会(南木曽会館)では栗屋村長もパネルディスカッションで登壇します。
(詳細は、全国過疎問題シンポジウム実行委員会事務局(長野県総務部市町村課へ)      


 100年に一度の経済危機だ!、緊急経済対策だ~、新型インフルエンザも~ と一般の意識が向いていましたが、木曽地域にとっては過疎問題は最も見過ごせない問題だと思います。

 現行の過疎地域自立促進特別措置法は、2010年3月末で失効します。早い話が「過疎債」がなくなる…?

 過疎債…自主財源に乏しい過疎地域の自立促進のためつくられた特別立法で、過疎地域に指定された地域で使用することができるもの。もちろん木祖村も使いました。
 この過疎債は、合併特例債より手厚く、事業費の全額を過疎債による借金で賄うことができ、その7割を地方交付税で措置することができます。 いわば地方格差解消のため財源だったのですが…
(何に使ったかって?…そりゃもう、ハード・・・一度検証が必要かもしれません。)

 木曽も木祖村も過疎高齢化が進むばかり。20年先はどうなるの? 
 というわけで、過疎問題も根本的な意識改革から。行政と地域づくりの関係者が議論を深め、今後の過疎対策について全国的視野で考えよう。というシンポジウムです。


 個人的には、過疎地域ほど高齢者に過酷な環境だと感じることが多いです。病院も買い物場所も近所にない、頼るべき子孫も都会へ出てゆく…。お年寄りを扶養する人はどこにいるの?
 一方、田舎暮らしこそ、創意と工夫や斬新なアイデアを即座に生かせる若者にこそ向いている。近年では新規就農者を積極的に受け入れて若者人口を増やしている市町村も少なくありません。もちろんサバイバル的な生き方も可能。小中学校の頃、むさぼるように読んだ「冒険手帳」(石川球太他:・・・青少年のバイブルですよ)の世界がいまだ健在です。

 過疎地 >>> 限界集落… 20年先、古くから住んでいた人たちだけでは、地域を維持できなくなるかもしれないです。

 過疎地域も Crash & Build の時期を迎えているようです。
 若者よ木曽川源流の里に来たれ!

 んが? 7/8~9って、薮原祭り じゃん!
 木曽谷で最初のお祭りです。
 木祖村まで足を延ばして、ついでに酒のみ祭りも楽しんでください。