6月17日の6月定例議会。
星梓の一般質問および村の答弁の内容は以下のとおりです。
Q1:老人福祉センターのトイレ改善について
Q(星):老人福祉センターのトイレについて、障害者車いす用トイレはあるが、一般用トイレが使いづらいということで、以下のような要望がありました。
① 男子トイレ小便器の間隔が狭く、仕切りが設置してあることでぶつかりやすい。さらに仕切りがあることで、個室との通路空間も狭く、混んでいる時は、小用を終えた人、入ってくる人、個室から出てきた人がぶつかる場面も多く、杖をついた人や高齢者がとっさにすれ違うのに困難。ひじや腕をぶつけたり、転倒の危険もあるため全体的にスペースを広く取ってほしい。
② 高齢者ともなれば、障害者でない方でも膝の曲げ伸ばしに若干苦労されている方も多く、男女共に洋式トイレをもっと増やしてほしい。
とのことです。
トイレスペースについては、障害者用トイレを設置したことで、もともと男女2空間のスペースが3分割されたことに起因しており、障害者用トイレ設置にあたっては、別途スペースをとるべきであったと思うのですが、一般用トイレが以前にまして使いづらくなったのは事実と思われます。
本来、老人福祉センターは、老人福祉法第20条によって定められた施設で、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設であります。地区の公民館集会所クラスよりも、高齢者用福祉施設という点で特段の配慮がなされるべきと考えますので、是非とも老福センターのトイレについては改善をお願いしたい。
また、本村の65歳以上の高齢者人口は現在約35%であり、今後もあと10年は元気なお年寄りの数が増加することが予想されます。あわせて、村の高齢化社会へ認識と今後の取り組みについてお聞かせください。
A(住民福祉課長):老福センターのトイレスペースは、ボイラー室と浴室に挟まれているという構造的な特徴があり、スペースの拡大には技術的費用的にも大きな負担を伴う。国の設置基準は満たしており、壁を壊したり変更を加えるには法的な問題もある。
今回ご指摘を受けて村内公共施設の点検を行った。混雑時に狭いという印象は否めないが、敬老会などの年間数日の利用のための増改築は、費用対効果や用途制約などから現実的ではない。
今後は、行事主催者などに混雑時の注意喚起をしていただいたり、大規模集会などでは、休憩時間の際にトイレ近くに腰をおろして待てるようなイスの配置などで
対応したいので、いましばらく辛抱していただきたい。
今後の新たな施設整備等については、村としても高齢者にやさしい配慮は行ってゆく。
C(星):現行の老福センターは今から30年前に建設されたものです。近年の他市町村の老福センターでは、公衆入浴施設や床暖房はあたりまえ、高齢者を主体とした利用のみならず、高齢者の社会教育や多世代交流事業ができ、村民以外も使用料をとってどんどん受け入れることのできる施設となってきています。
そういう意味では、本村の老福センターは、単に大きな集会施設というだけで、機能的にも事業展開的に見ても、十分活用しづらい部分があると思います。
たとえば、観光客から村に温泉や入浴施設がないかとの問い合わせがたびたびあると聞きますが、あそこに日帰りの公衆入浴施設があったならどうでしょう。
高齢者の健康増進やレクリエーションに寄与することはもちろん、イワナ釣り大会などのあとに、有料で参加者に利用してもらうという事業展開も可能かと存じます。
いずれにせよ、幅広い世代に利用され,地域から親しまれ活用できる施設、さらには観光面などへの活用など、様々な角度から、トイレの改修や、付帯施設の再検討を今後の整備計画の中にお願いし、一問目の質問を終わります。
星梓の一般質問および村の答弁の内容は以下のとおりです。
Q1:老人福祉センターのトイレ改善について
Q(星):老人福祉センターのトイレについて、障害者車いす用トイレはあるが、一般用トイレが使いづらいということで、以下のような要望がありました。
① 男子トイレ小便器の間隔が狭く、仕切りが設置してあることでぶつかりやすい。さらに仕切りがあることで、個室との通路空間も狭く、混んでいる時は、小用を終えた人、入ってくる人、個室から出てきた人がぶつかる場面も多く、杖をついた人や高齢者がとっさにすれ違うのに困難。ひじや腕をぶつけたり、転倒の危険もあるため全体的にスペースを広く取ってほしい。
② 高齢者ともなれば、障害者でない方でも膝の曲げ伸ばしに若干苦労されている方も多く、男女共に洋式トイレをもっと増やしてほしい。
とのことです。
トイレスペースについては、障害者用トイレを設置したことで、もともと男女2空間のスペースが3分割されたことに起因しており、障害者用トイレ設置にあたっては、別途スペースをとるべきであったと思うのですが、一般用トイレが以前にまして使いづらくなったのは事実と思われます。
本来、老人福祉センターは、老人福祉法第20条によって定められた施設で、無料又は低額な料金で、老人に関する各種の相談に応ずるとともに、老人に対して、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を総合的に供与することを目的とする施設であります。地区の公民館集会所クラスよりも、高齢者用福祉施設という点で特段の配慮がなされるべきと考えますので、是非とも老福センターのトイレについては改善をお願いしたい。
また、本村の65歳以上の高齢者人口は現在約35%であり、今後もあと10年は元気なお年寄りの数が増加することが予想されます。あわせて、村の高齢化社会へ認識と今後の取り組みについてお聞かせください。
A(住民福祉課長):老福センターのトイレスペースは、ボイラー室と浴室に挟まれているという構造的な特徴があり、スペースの拡大には技術的費用的にも大きな負担を伴う。国の設置基準は満たしており、壁を壊したり変更を加えるには法的な問題もある。
今回ご指摘を受けて村内公共施設の点検を行った。混雑時に狭いという印象は否めないが、敬老会などの年間数日の利用のための増改築は、費用対効果や用途制約などから現実的ではない。
今後は、行事主催者などに混雑時の注意喚起をしていただいたり、大規模集会などでは、休憩時間の際にトイレ近くに腰をおろして待てるようなイスの配置などで
対応したいので、いましばらく辛抱していただきたい。
今後の新たな施設整備等については、村としても高齢者にやさしい配慮は行ってゆく。
C(星):現行の老福センターは今から30年前に建設されたものです。近年の他市町村の老福センターでは、公衆入浴施設や床暖房はあたりまえ、高齢者を主体とした利用のみならず、高齢者の社会教育や多世代交流事業ができ、村民以外も使用料をとってどんどん受け入れることのできる施設となってきています。
そういう意味では、本村の老福センターは、単に大きな集会施設というだけで、機能的にも事業展開的に見ても、十分活用しづらい部分があると思います。
たとえば、観光客から村に温泉や入浴施設がないかとの問い合わせがたびたびあると聞きますが、あそこに日帰りの公衆入浴施設があったならどうでしょう。
高齢者の健康増進やレクリエーションに寄与することはもちろん、イワナ釣り大会などのあとに、有料で参加者に利用してもらうという事業展開も可能かと存じます。
いずれにせよ、幅広い世代に利用され,地域から親しまれ活用できる施設、さらには観光面などへの活用など、様々な角度から、トイレの改修や、付帯施設の再検討を今後の整備計画の中にお願いし、一問目の質問を終わります。