木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

6月28日 中山峠~三沢山稜線踏査

2009年06月28日 | 活動日誌その他
 6月28日 三沢山(標高1,317m)から中山峠へかけての稜線踏査を行いました、
 木祖村の菅木曽古道周辺トレイル整備の一環です。今回は主に菅森林生産組合の方々と一緒です。

 田屋のバス停から、中山の頂上である三沢山二等三角点までほぼ直登で目指しました。
 この三沢山頂上は、「木曽義仲の一鍬塚」伝説というのがあります。義仲が、平家追討後に将来征夷大将軍に任ぜられたら、この中山に「木曽幕府」を開こうと思い立ち、頂上に鍬入れを行ったという伝承です。

 実際に現地に立ってみると、頂上はある程度平坦です。全体的に樹林帯なので塚らしいものは見当たりませんが、南斜面側に若干テラス状に傾斜が緩くなっている地点があるような、ないような…。伝承の検証にはもっと時間がかかりそうです。

 中山峠はほとんど廃道状態ですが、まだ小木曽側の山戸と菅の十王堂方面に下る分岐は判別できる状態でした。十王堂から沢伝いに登った場合、途中から枯沢へと道を代えていたことも、今回逆に下りてくることではっきりと主要ルートを確認しました。

 なお、十王堂からの登山口の途中には、岩淵方面にシングルトレイルが分岐しています。この道も野中~宮沢間の古道同様に、なかなか雰囲気のよさそうな細道。
 今後も菅古道の広がりが期待できそうです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。