木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

6月17日 平成21年6月定例議会1

2009年06月17日 | 木祖村議会と議員
 6月17日 木祖村議会が開かれましたので、主なものをご報告します。

■村長行政報告
・木祖村新型インフルエンザ対策本部を設置
・国の鳥獣害防止総合対策交付金事業で、木祖村有害鳥獣対策協議会がソフト
 およびハード事業を実施
・木曽川源流の里緑化事業
   スミ設備・協力29社他個人 146万2千円を村に寄付
・平成21年度県の元気作り支援金決まる
・春の叙勲および知事表彰
・水木沢天然林・床並の滝を守る会設立
・権兵衛街道活性化協議会解散
・国保運営協議会開催
・建設協議会との懇談会開催
・やぶはら高原ハーフマラソン大会2194人がエントリー

 最後に、不適切な事務処理についての報告および陳謝 が村長よりありました。
 平成20年10月、木祖村が他団体(公共)の委託を受けて販売していた物品の販売代金について、その団体への月々の納付・報告が適正に行われていなかった案件についてです。
 残念なことに346万円を超えた収納金が、平成18年8月から20年9月末までの2年間にわたり、職員個人の手元に留保されていたことが確認されました。

 庁内調査による事実関係の精査や、本年2月には捜査当局への相談等。その後、代金については即時全額弁済されたことや事実関係を認めている事などから相当の処分を科することになった。と、これまでの経過説明が行われました。
 また今後は、指導監督の強化・団体からの委託事務の明確化・事務委託処理も監査対象とする事・すべての現金事務処理についても方法の明確化や複数人によるチェックなど、再発防止策が立てられたとの事です。

* 個人的な意見ですが、上記のようなずさんな公金の取り扱いが2年以上にわたり、庁内で行われていた事実は、木祖村村政の信頼を大きく失墜させ、対外的にも職員の在り方が問われることで、非常に残念です。
 なお、処分については、本人に対しては1カ月給与の1割を減給、上司4名が訓告となっています。処分に関しては事件の詳細と経過から「甘い!」との指摘もありますが、処分は組織のルールに基づいて行われれるもの。
 むしろ、ミスを犯した職員の再教育や職位に応じて与える仕事の内容などの再考がなされるべきです。村民の目につかない場所で、非常勤職員でもできるような単純作業を与えるのか、それとも、給料に見合うよう、これまで以上にバリバリ働いて、「心を入れ替えてしっかり働いている」姿を見せるのか…
 大事なのは今後、職員の"ミス(?)"に対してどのように村が名誉挽回し村民の信頼回復を図れるかだと思います。


■議長報告 請願書4件・陳情書2件付託、議長行動他

■木曽広域連合議会の報告

■一般質問(8議員13件)・・・昼食はさむ
*今議会では、「不適切な事務処理」に対する質問がありました。
(詳細は、後日放映予定の議会録画をご覧ください)

■報告第1号 平成20年度繰越明許費繰越計算書の報告

■議案第40号から議案第53号まで上程、提案説明、付託

 【散会】

14:40~
常任合同委員会(連合審査)
・請願・陳情6件の審査
・議案第40号から議案第53号の審査

(つづく)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。