木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

木祖村平成21年6月定例議会/一般質問2

2009年06月27日 | 木祖村議会と議員
6月17日の6月定例議会、本会議一般質問(続き)

Q2:木祖村チャンネル(文字放送)について

Q:(星) 2年前から始まった木祖村7チャンネルですが、最近では議会録画や地域の活動も放映されるなど、徐々に番組内容が充実してきており、行政の広報サービスとしての効果が期待されていると感じております。
 さて、この木祖村チャンネルにつきましても先ほどと同様にいくつかのご意見をいただいております。

 村の自主放送サービスの内容については、高齢の視聴者から、文字が小さい。文面が長く、切り替え時間が短いので読み取れない。特に「源流カレンダー」は画面の字が小さすぎて、ほとんど読めないとの事です。
 最近では、村からのチラシや自治会の回覧板も字が小さくて、読まなくなった。
村の(有線音声)放送は何をしゃべっているのか聞き取れないので、もっぱらテレビのお知らせを見ているとのことで、高齢者の方の多くがテレビの文字情報によって村内の情報を得ている事が伺われるわけであります。

 確かに文字放送を見ると、画面よって文字の大きさや様々で、文字数が多い画面もあれば、すっきりと読みやすい画面もあり、統一性がないように思います。
 ついては、一度村民にアンケートを実施して、視聴者の意見を反映させた番組づくりをお願いできないでしょうか。

 2007年9月定例会で、私の村の自主放送サービス関連の一般質問に対するご答弁は、「将来的には村民参加でやることも考えられるので、まずは内部でしっかり検討したい」との回答でした。文字放送のメリットやデメリット、テレビの特性を生かした広報のありかたについて考える時期が来ていると思います。その後の具体的な取り組みについてもお伺いいたします。

A(村長・総務課長) 基本的な体制の整備や将来的な事については充分検討しなければならないと思う。
 テレビの文字放送については、先の定額給付金のお知らせの際にも、住民から切り替え時間が短くて内容が理解できなかったと指摘があり、時間を伸ばした経緯がある。文字の大きさや切り替え時間については、利用者のテレビ環境や年齢によって変わるので把握が難しい。
 アンケートについては、高齢者の方々に対して「木祖村文字放送を見ているか」などといった、設問の意味を分かりやすい内容から始めなければならない。高齢者に対しては、アンケートよりも自治会や民生委員、社協を通じて意見を聴いてゆきたい。
 先の議会の一般質問ですが、村は4つのメディアを手に入れたことになり、各メディアのメリットやデメリット、特性を生かした広報取り組みをということでしたが、その後、CATVやホームページ等については、広域連合の「地域ICT利活用モデル構築事業」等と連携して、各地域の郷土芸能を発信する動画制作、各種団体による情報発信を可能にするようなブログの構築や地域版WIKIなどの取り組みを進めてゆく予定でおります。

C:(星) 「地域ICT利活用モデル構築事業」などで木曽の郷土芸能番組を作るというのと、村内で生活に密着した行政情報をテレビで流すということとは、視点を代えるべきかと思います。
 私達の生活の一部にはテレビ文化があり、日常生活でほとんどの人にとってなくてはならないものであります。放映内容も村民生活の中での大切な情報源となりつつあります。
 40型ワイドTVを離れてみる人もいれば、14型アナログテレビを利用している人もおり、文字の大きさにつきましては一概に何センチと決めることはできないと思いますが、最も標準的であるNHKの見出しやテロップを参考に、一列何文字、1画面あたり何文字程度が適当かという指標をつくり、見やすいものに改善していくことはできると思う。
 またこの他、緊急連絡等の屋外放送は野外では反響や音割れ、屋内でも聞き取りにくいので、同時にテレビでも流してもらえないかとの声もあります。屋外放送との連携をとりながら、村の広報サービスの質を高めていただけるようお願いしたいと思います。



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