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この畑も耕す人がいなくなり耕作放棄された農地です。
耕作放棄地を放っておくと、ススキが生えて雑草の根がはびこった遊休荒廃地となります。一旦遊休荒廃地にしてしまうと、雑草や根の除去に非常に大きな労苦が必要となり、再度農地として使うには地力の回復など人手や経費がかえって必要となるので、そうさせないためにも継続して利用してゆくことが望まれます。
「石ころもなくて、いい土なんだけどなあ…
オレひとりじゃとても耕せないよ・・・自由に使ってもらっていいから。」
との声を聞いて、さっそく有志が集まってコンバインを入れ、大豆の種まきを行いました。
もともとは老夫婦二人で耕作していた畑ですが、近年おじいちゃんが亡くなってしまい、とうとうおばあちゃんだけの「1ちゃん農業」になってしまいました。この土地の向こうには、隣接して他に3枚ほど遊休荒廃地になってしまった畑があります。
とにかく今は耕作放棄地や遊休荒廃地をこれ以上増やさないようにするのも重要課題で、先の長い活動になりそうですが、まだまだ村には利用できる資源があるじゃないか・・・と改めて感じているところです。