黄色い拍子木

たまのをよたえなばたえねながらへば しのぶることのよわりもぞする

魔法瓶を求めて

2005-10-23 21:09:48 | Weblog
家に帰ってきた母に尋ねてみても、やはり魔法瓶は処分して
しまっていたようです。一本ぐらい残しておけば・・・とも
思うのですが、捨ててしまったものを悔やんでも仕方が
ありません。

休みの日はつい閉じこもりがちになってしまいますので、軽く
運動がてら、近くのホームセンターまで自転車をこいで出かけ
ました。

ホームセンターではすでに灯油を売り始めていました。灯油に
列する人を見ると、今年も押し迫ってきた事を感じずには
居られません。本当、一年と言うものは短いのですね。晩秋と
冬は好きだけれども、この次第に閉じて行く感覚は未だに馴染め
ません。どうにもこうにも寂しくて。つい、それを誤魔化したく
なって空を眺めてしまいます。

水筒売り場は小さいけれども、シンプルなものからキャラクターの
入ったものまで多種ありました。

いろいろ手にとって見ますが、どれもしっくり来ません。私は
栓を回さないと開かないのが欲しいのですが、並ぶ商品はどれも
ワンタッチで開くものばかりです。

いや、ワンタッチを無視して栓ごと捻ればいいのだけれども。
でも、何かいやだったのです。それに大きさ。ほんと一人分で
いいのですが、それには大きすぎるものばかり。

こういうとき、無印良品は役に立ってくれたりするのかも。
明日、会社帰りによってみようと思いホームセンターを後にしました。

ついでに園芸コーナーによりました。沢山のシクラメンの鉢植え。
強い香りがその一角の空気を全て染め上げています。

シクラメンだなんて、本当に押し迫る季節が押し迫っているのですね。
2005年残りの2ヶ月と少し、私は誰に出会い、何ができるのでしょうか。
そして、私自身はどうなるのでしょうか。

公園で水筒の栓を捻りながら、再来週にでも考えているかもしれません。
コメント
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