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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

T.A シュー プレート

2009-08-21 21:40:40 | 自転車部品・用品
最近はビンディングペダルが主流になり シューズにもクリートを
使いますが この機構が定着するまでは ペダルにはトウクリップに
トウストラップを使い レーサーシューズには桟 (さん) とも言う
Shoe plate シュープレートを使っていました






ビンディングペダルが発売される以前のレーサーシューズ
この頃はロードレースでも靴下を履かず 素足でシューズを
履いた時代です 
最近は UCI 規則で靴下の着用が義務付けられましたから 
素足で靴を履く選手は居なくなりましたね

この頃は 1 サイズ小さなシューズを選ぶのがセオリーで
足の指先は何時も曲げていました この小さな靴は 快適さ
なんて全くなく拷問に近いものでした






このシュープレートは何種類か有りましたが
T.A の物を使う選手も多くいました これはロングタイプですが
ベースの短いショートタイプも有りました

この在庫は プレートは結構割れる事が有り その時の為に
予備に買っていた物でしょう






T.A J.ANQUETIL ジャック・アンクティル
J.アンクティルは昔のロード選手で ツールドフランスでは
1957年に総合初優勝 その後 61~64年まで 4連覇しています
これが商品名になっているのですね






プレートのベースに長い板が付いているのは 
当時の靴は底の柔らかい物が多く それを補う為でしょう

ロードレースのスタートでは このプレートとペダルが当る
カチャカチャと言う金属音が良くした物です

私は後に レーサーシューズも オーダーする様になり
このプレートとペダルの金属同士が触れ合う感触が 好きで無く
シュープレートも靴屋さんに頼み 厚革でやや幅広の物を作って
貰っていました




こんなシュープレートを使っていた頃の Kino 1969年 高校 2年生です
もう歳はばれても良いや(笑)

乗っている自転車
フレームは 山王エミネンザ レイノルズ 531 に ナベラグです
写真で確認出来ない部品は 変速機 前が ZEUS ゼウス 後ろが
カンパ・ヌーボレコード これは発売初期の物でした

さて その他、写真に写っている部品は何でしょう 

この頃は自転車に乗れば どんどん強くなって行く時期で
乗っていて楽しかったですね

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バーテープで ハンガー保護

2009-08-20 20:01:18 | ピスト
トラックレーサーでは後輪を脱着する作業を 頻繁に行います
その時 チェーンをハンガーシェルに掛ける事が多いのですが
ハンガーの塗装が剥がれるのが気になりますよね そんな時
バーテープが役に立ちます






競輪場への車での往復 又ギア比の変更などで
トラックレーサーのリアホイールは頻繁に外します
そんな時 気兼ね無くチェーンをハンガーに掛けるには
この綿のバーテープが重宝します






このバーテープをこんな所に貼り付けておきます






今日は倒立台を使って リアホイールを外しましょう

この倒立台 競輪選手の方は必ず使いますね 昔から有る
整備台で 使い慣れたらトラックレーサーには便利です






後輪を外すと ここにチェーンを掛けますが
これで傷の心配をせずに済みます 自転車の傷が気になる方は
一度お試し下さい






この倒立台 便利なのですがあまり売っていません
だったら 作りましょうで記憶を頼りに自作した物です

材料費 約 1000円程の 【 自作 倒立台 】

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ピスト シートポスト交換

2009-08-19 19:38:18 | ピスト
ピストレーサーのシートポスト 一本締めタイプを使っていましたが
これが微調整が利かずあまり具合が良く有りません 前々から気に
なっていたので今回二本締めに交換しました






自転車競技場を走る為のピストレーサー もう選手をする訳では
無いのですが気になる所はやはり手直ししたい
このシートポスト このギザギザが曲者で微調整が利かないんです






それで 先日カンパの変速機を整備したご褒美に
友人から頂いたこの MIGHTY マイティに交換します

NJS の刻印が入っています 最近のピストブーム フィクサーの
方達には不思議とこの刻印 人気が有ります
これは競輪選手の方達が 競輪の性格上 イコールコンディションで
走る為の認定部品と言うだけなんですけどね






今のサドルポジションと同じ位置にセットしたいので
事前準備をします サドルは水平にセットしたいので 
自転車を水平に置く処から始めます

自転車の水平
自転車を置く床が水平なら こんな面倒な事をする必要は無いの
ですが 整備場所が自宅前の道路なら致し方無い・・

前後のホイールが同じサイズで有れば 前後のハブシャフト中心を
水平線上 同じ高さに置く事で自転車は水平になります その為に
レーザーレベルを使っています

この後トップチューブが水平で有れば 完全なホリゾンタル フレーム
と言う事ですね このフレームはトップチューブが完全に水平でした






自転車を水平に置いた状態で 水平器でサドルの状態を見ると
写真上は トップチューブ 綺麗に水平が出ています
写真下は サドル かなり前下がりになっています

ここからの微調整が 今のシートポストでは出来ませんでした




今のサドルを外し 新しいシートポストに組み直します
その前にポスト各部に薄くグリスを塗っておきます
一度ポジション出しをすれば 頻繁に触る場所では無いので
腐食防止です








新しいシートポストを付けセットしました

水平器を当てながら サドルを水平にセットし
高さは事前に測っておいた高さに合わせ このレーザーレベルは
垂直方向も飛ばせるので ハンガー芯からの後退距離も同じ位置に
合わせました




お~ ちょっとスッキリ
でもここまでの作業は あくまで基本位置で サドルの調整は
こんな簡単な事では済みません この後は自分で実際に乗ってみて
しっくり来るポジション探しが延々と続きます






取り外したこの一本締めピラー このギザギザがネックです
微妙なサドルポジションが気になる方は避ける方が賢明です

このピラーは取り付ける時 他にも気に入らない処が有り
こんな事もしたんですけどね・・ 【 シートポストを ゴシゴシと 】






CLEMENT No 7 クレメントのセタ 145g  出来れば選手時代に
こんなタイヤを使いたかったな(笑)




もう一度自転車競技場が走りたく フレームを交換し
新しく組み直した自転車ですが 今更少々照れ臭くて
実現していません でももう一度 競輪場を走りたいな

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藤田サドル ヒューペルライダー

2009-08-18 10:55:12 | 自転車部品・用品
藤田サドル HUPEL RIDER ヒューペル ライダー 国産初の二本締め
シートピラーです このシートピラーが発売されるまでは菊座と呼ばれる
一般車で使われているヤグラを使っていました この二本締めのピラーは
菊座では出来ないサドルポジションの微調整が出来 大変有り難い部品の
登場でした 






藤田サドル 1965年のカタログでは 樹脂製の SEAMLESS SADDLE
シームレスサドルは載っていますがまだ ヒューペルライダーは
登場していません 記憶では1970年頃の発売ではなかったでしょうか

この下段の HUPEL RIDER は読めますが 上段は文字なんでしょうか?
シートポスト本体にも上段の文字で刻印がして有ります






1970年頃は まだシートチューブのサイズは 26.8mm が主流でした
この内径の差は シートチューブの外径は一緒ですから パイプの
肉厚が薄くなるにつれ 27.2mm が主流になって来たんですね




このシートピラーは本体と一緒に この様な工具が同梱されていました








この工具は 二本締めボルト用と サドルのレールを
シートポストのクランプ部の巾に合わせる物で この
工具をサドルレールにはめ込み それからピラーに装着
する為の物です  でも使った事は無かったですね

ただこの 10mm スパナは便利で今でも使っています
二本締めボルトの為の専用工具が ZEUS ゼウスからも
出ていましたが この可愛いスパナの方が遥かに使い勝手が
良いです




このヒューペルライダーが手元に 4本有ります
フレームを替えるとサイズが変り 自然に増えて行ったのでしょうね
当時のお値段 箱には 1850円と書いて有ります

このピラーが発売された時 すでにカンパからは二本締めピラーは
発売されていました 後に私もカンパを使う様になりましたが
この頃は高価で買えなかったんですね






同じヒューペルライダーですが 発売時期に依り
やや違う所も有ります






アルマイト加工がされていない物で HUPEL RIDER の刻印が
有る物と 無い物







これは必要の無い部分を切り落とし ツンツンになっていますが
アルマイト加工がして有り 刻印も有ります

このピラーはロードで長く使ったのを覚えています 当時は首吊りの
フレームに乗っていたので フレームサイズが大きかったのですね
昔はフレームサイズも 21吋なんて呼び シート寸法が 533mm でした

これを使っていたフレームは レイノルズ 531 にナベラグを使って
いましたが 金属疲労で 3年目にダウンチューブが折れてしまいました
ま、それだけ良く練習していたのかな




これらピラーのヤグラ部分は全て 鉄製です
まだアルミ素材を使うのには 強度的に不安が有ったのでしょうね
ここはカンパも鉄でした






これは 後発の MIGHTY マイティの溝無しです
この頃になれば 競輪の NJS 登録がされています
ヤグラ部分も軽合金になり 持っただけでその重量差を感じます
今どちらを使う? と聞かれれば やはりマイティを選びますね

最近は一本締めのピラーが流行りですが あれはどうも具合が
良く無いです サドルの前後角の調整をする時 
クランプ部に刻んで有る溝が曲者で 任意の場所で固定出来ません 
自転車のセッティングでサドルはかなり重要な部分と考えている私は 
やはり今でもこの二本締めタイプが良いですね

またまた 古い部品を引っ張り出して来ました すみません(笑)

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人並みの 休日

2009-08-17 09:39:03 | よもやま話
夏休み期間中の 小学校の改修工事 ずっとバタバタしていましたが 
これが少し落ち着いて来たので 昨日は仕事を休む事にしました
前の晩から さて明日は何処へ行こうなんてウキウキ まるで遠足前の
小学生みたいでしたよ(笑)






とは言え このお盆の時期誰が遊んでくれるんだ・・
もうこの人しか居ない 最近日曜にはいつもお昼を一緒に食べる
給食会社の社長さん お昼にはまだ早いし近所の喫茶店へ




程々に時間を潰し 目指すは中華料理屋さん 蓬来園(ホウライエン)
ここは私の自宅近くで良く利用するお店 大衆店なんですが
ここの料理がまた美味い!








適当に注文しましょう と言いながらここで外せないのが
揚げソバ 太麺をカラっと揚げパリパリの歯応えは病みつきになる

友人は鶏が好きな様子 鶏の酢豚風をご注文

そしてこのお店の一押しは 餃子 透き通る様な薄皮をカリっと
焼き上げた香ばしい皮 これも私の大好物

味はやや濃い目 肉体労働者や酒飲みには丁度良いお味です
今日も美味しく頂きました






お腹一杯中華料理を食べ お互い苦しいと言いながら
じゃ何時もの 街 へ行こうと ゆるり走行で移動

私のカメラに セピアモードなんて機能が付いています
今まで使った事が無かったのですが 今回、初めて使ってみました






へ~ COLNAGO も COLUMBUS KINOSHITA Speciale もこうなるんだ






リーズナブルなお店 街 元々が昭和初期の雰囲気が有るお店
こんなカメラでの細工は要らないか(笑)

冷たい物で喉を潤し一段落 何時もの様に友人は朝が早いので
4時過ぎには解散 
我慢大会の様な仕事が続いていましたが 昨日は久し振りに
ゆっくりする事が出来ました

数年前なら 休み無しの4ヶ月 120日連続の現場仕事なんて
やりましたが さすがにもう身体が付いて来ません
人並みの休養日が欲しいこの頃です
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