Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ショート ペダルレンチ grunge

2019-07-03 20:00:50 | 自転車 工具
自転車を整備する時に必要な工具にペダルレンチが有ります これには色々な物が有りますが
今回は比較的小さなショートタイプをご紹介します 一つは用意しておきたい専用工具です





自転車販売店の商品棚に展示されていた工具が目に止まりました grunge グランジと言う
廉価な商品を展開しているブランドですが、結構使える物が有ります






ペダルクランプ部は 2方向に有ります ハンドル側には
大きなサイズの六角穴が有ります G04 TOL ショート
ペダルレンチと書かれています 価格は 972円(税込)






工具の要となる部分です ペダルレンチは 15mm
六角穴は 24mm です






自転車整備で 24mm と言えばこの辺りでしょうか 全てフリーの
ロックリングに使う為の物です






工具の六角に フリー用工具を差し込んでみます 随分固いです






六角穴の内部を見てみるとプレスの打ち抜きの返りが大きく
これが邪魔をしています これはヤスリなどで削った方が
良いでしょうね






工具の甘いのもいけませんが これだけキツイと使えないです
また時間の有る時に内側を綺麗に削ってみます




結局この工具の六角穴で使えたのはこれだけでした






ペダルレンチは幾つか有りますが これは同じメーカーの物で
とても力が入り易く 使い勝手の良い工具です




今回の物と並べてみました 長い方は 355mm ですが
ショートタイプは 260mm でこの大きさだと外出先で使う時も
持ち運び易すそうで 今回購買意欲が湧いたのはそんな理由です



使い易いペダルレンチとは



先程の 2つのレンチのハンドルとクランプ部を横から見ています
長い方は真っ直ぐで短い方は角度が付いています

ハンドルとクランプ部が真っ直ぐだと工具を裏返して使う事が出来ますが
角度の付いている物はそれが出来ません 裏返して使う事で 2ヶ所の
クランプ部の角度が 4種類として使えます






これは Campagnolo カンパニョーロのペダルレンチですが
フラットな形状とこの長さで助かる事が有ります

ペダルの取り付けは小さなサイズのレンチでも しっかり締め込めば
まず緩む事は有りませんが 良く締まったペダルを外す時は大きな
力を掛ける為に微妙な角度に工具をセットする必要が有ります







これもしっかりとした工具でクランプ部も2方向に有ります




しかしこの工具の角度のお陰で裏返して使う事が出来ず
一番力の入る角度にセット出来ないと言う欠点が有ります




今手持ちのペダルレンチで(まだ他にも有ります)一番使い易く
力が入り易いのはこの上のタイプですね
それは固く締まったペダルの取り外しを考えての事ですが
通常のペダルの脱着ではこの短い方で充分だと思います





白くて清楚な感じがする花ですね

工具には色々な物が有り使ってみるとその違いが良く解ります 自分に合った物に出会うまで
結構な時間と経済的負担が必要ですね

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チューブラータイヤの交換 ... | トップ | 自転車に ハブ毛を付ける »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (にわ まこと)
2019-07-04 12:30:29
にわです。ペダルレンチも色々あるんですね。私はBBBの柄の長さが約300mmを使ってるのですが、MKSのクイックリリースは15mmの入る幅が狭く、あんまり工具に手を加えたくないんだけど、ベビーサンダーで板厚4mmを3mmに削って使ってます。MKS専用の厚さ3.2mmもあるみたいなんだけど、Park Toolの15mm厚さ3.3mmも入らなかったので、削って作ってしまいました。
返信する
にわ まことさん (Kino)
2019-07-04 20:24:32
暑さが薄い工具は気を使いますね
私も 2mm 厚 ハブスパナ程度の暑さまで削った奴が有りますが
相手が硬ければ工具が負けて傷が付き 相手が柔らかければやはり相手が傷つき 角を舐めそうになります

しかしペダルの脱着に使う物が 3mm だと 固着するともう手が付けられないですね
返信する

コメントを投稿

自転車 工具」カテゴリの最新記事