Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

コルナゴ フレーム塗装 色を決める

2014-05-26 20:04:45 | COLNAGO コルナゴ 組立
前回、錆の発生を防ぐ為急いで下塗りのサフェーサーを吹きました
しかしまだ上塗りの色を決めていません 今回は塗色を選び上塗り
まで出来れば良いですね





フレームの素地を出し塗装の為の足付けをしました 今回は作業を
追い掛ける様にパイプの色が変わって来ました 錆を発生させたく
無いので間を置かずにサフェーサーを塗り終えています 次はこの
上に色を吹きますがその色をまだ決めていません






その前に乾燥させていたフレームの裏側の
込み入った部分の下塗りにムラが有ったので
その部分だけ吹き直しました




この状態で乾燥させておきます その間に色を
決定しましょう





買い置きして有る塗料で 全て Holts のカースプレーです
直ぐに使うあては無いのですが 気が向いた時に買っています
今回の為に新たに買いに行っても おそらく選ぶ色は同じ系統に
なるでしょう やはり好みが出る様でこの在庫も良く似た物が
多いですね






実は塗装用のガンも用意はしているのですが
まだ使った事が有りません
今回もカースプレーで行いましょう 段ボールに
サフェーサーを吹いて候補の色を塗ってみました




少しフレームに当ててイメージしてみましょう
過去ブログでご紹介しているのは 白とブルーが
多いですね 今回は頑張って違う色を選べれば
良いかな(笑) これはシルバーです




赤系のメタリック 私は赤い自転車に乗った事が無い 




青系のメタリック




オレンジのメタリック 少し変わった色です




黒のメタリック




濃い目のゴールド
さて皆さんも色々と想像して楽しんで下さい








下地を塗った時のマスキングです このまま上塗りを
すると見切りに下地が見えてしまいます 
少しマスキングの位置をずらしました




フレーム本体の色はシルバーにします






下塗りの時 裏側が少し雑だったので今回は
その辺に気を付けて フレームの裏の細かな
所から吹いて行きます






この辺りも塗料の入り難い所です




リアエンドも全体に上手く塗料を乗せます






フロントフォークは手で持って塗装が出来るのが
良いですね




フレームを正立させ 表側も吹いて行きます




自転車の塗装でここは肝ですね ここを失敗したら
台無しです 厚塗りは簡単ですが薄く吹いて
シャープさを出したい処です






ヘッド周り ラグのエッジを殺してはいけません




ここは誰が塗っても難しいでしょうね 良く梨肌に
なる部分です 






シートステーのブリッジここの補強板の工作が素晴らしい





青い花のつぼみが可愛いです
シルバーの 1 回目の塗装が終わりました 湿度が少し高くなって来たので天気が
回復するまで次の塗装は待ちましょう 湿度が高いと塗装が濁ります焦らない方が
良いですね

オリジナルの塗装を剥すまで分らなかったのですが 繊細な工作を色々な所で見る事が出来ます 
この当時の良い物を作ってやろう! そんな気概が感じられます COLNAGO 好きになりました

前回の作業 【 ギアクランクのお手入れ FC-6500 】

次の作業 【 コルナゴ用 ブレーキの整備 】


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まん丸さん (Kino)
2014-06-07 05:18:25
コメントを有難うございます

テープを剥して ペーパーで段差を調整してやればなお良いですね
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Unknown (まん丸)
2014-06-06 22:03:18
下地が出ない様に上塗り前にマスキングを貼り直す。なるほど、勉強になりました。ありがとうございます。
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設備屋さん (Kino)
2014-05-27 08:16:26
塗装も含め他の事でも、無難にこなすのではなく そこから上の事をしようとすると一気に難しくなりますね

以前はサフェーサーを塗ってから研いだ事も有ったのですが その加減が分らなかったです
これは私の技量ではしない方が良さそうです

本職の方は 頂いた予算で見積り内で仕事をすれば良いのだと思いますが
理想に近づけ様とし ついつい手間と材料代を掛けてしまいます
手間は惜しんではいけませんが 見積もり以上の材料費の請求が来るとちょっと辛い思いをします(笑)


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ひろべぇさん (Kino)
2014-05-27 07:55:31
この補強板自身は珍しい事は無いのですが
塗装を剥すとその薄さがまるで紙の様で そこへとても綺麗にローが入っていまいた
チェーンステーのブリッジも同じなんですが良くこんな薄い物を付けたと思います

IRIBE イリベさんの拘りなんでしょうね ラグは小さくカットしたり形を変えたりするのは他所でも見ますが
IRIBE の工作はラグの厚さまで利用していますね
そう言う事は無駄だと言う製作者の方もいらっしゃる様ですが やはり綺麗な工作は良いですよね
返信する
順調ですね。 (設備屋)
2014-05-27 07:47:17
自転車&DIY好きの設備屋(今は営業)としては、勝手に親近感を感じております。
塗装って本当に難しいですよね。
私も平面ならプラサフ後、800~1000番で研ぐこともありますが、パイプは難易度が高いと思います。

仕事では予算に応じて仕様や仕上げを追求できますが、サラリーマンの小遣いでは妥協する事も多いです。

Kinoさんのブログはとても丁寧でわかり易いので、とても参考になります。
安全性だけは妥協しないように気をつけてます。
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コルナゴ (ひろべぇ)
2014-05-27 01:39:13
ボクの所有する’80年代のメキシコと’90年代のマスターも、このフレームと同じシートステーのブリッジの補強が入っています。

シルバーに吹かれたフレームのラグの陰影が美しいですね。


話は変わりますが。先日の日曜に服部緑地の自転車フリマ、シクロジャンブルで、以前kino さんがここで紹介されていた、泥尾さんのIRIBEのロードフレームを、偶然、泥尾さんにお会いして、拝見することが出来ました。

あのシートステイの工作やラグのエッジの工作も現物を拝見してさらに感動しましたね。


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otokoさん (Kino)
2014-05-26 21:38:38
サフェーサーの後そうされる方が多いですね
私はそれが上手く出来ないんですよ ここにペーパーを当てるともう一度サフを吹く事になってしまいそうです

ハンガー周りは難しいです 今回は特にワイヤーリードの直付けが有るのでかなり慎重に進めないといけないです

ヘッドとシートの胴抜きはしようと思っています
何時もならブルーなんですが 皆さんが飽きない様他の色を考えてみます(笑)
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すごい! (otoko)
2014-05-26 21:03:54
私は、サフを塗った後も軽くペーパーを当てます。
その方が 次の塗装の食いつきが良くなるかなぁ~って思ってですが。

入り組んでいる部分の塗装はかなり集中しますね。
ボケ無いよう 厚くならないようにと!
 
これに何色が足されるのか楽しみです。

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